戦う司書と恋する爆弾 BOOK1
作者 |
山形石雄
|
イラスト |
前嶋重機
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ジャンル |
文庫 |
JAN/ISBN |
9784086302579 |
出版社
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集英社
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レーベル
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スーパーダッシュ文庫
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発売日 | 2005-09-22 |
価格
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628円(本体571円)
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カテゴリ |
ライトノベル
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ポイント3%(19ポイント)
カート確認
内容紹介
「ハミュッツ=メセタを殺せ」 記憶を奪われ、思考することを止められ、胸に爆弾を埋め込まれた少年コリオ=トニス達3人は”本”を掘り出すトアット鉱山町を訪れる。考えるはハミュッツ=メセタを殺すこと。行動するはハミュッツ=メセタを殺すこと。世界最強の武装司書であるハミュッツ=メセタを殺すことだけを目的に動くコリオだったが、手に入れた美しい姫の”本”に恋をしてしまう。ハミュッツ=メセタを殺すために潜む暗殺者達。トアットに降り立ち暗殺者の虐殺を開始するハミュッツ=メセタ。暗殺者達に近づく謎の男。創られた目的を失い、恋に落ちてしまったコリオも争いに巻き込まれていくのだが……。
コメント
世界最凶・最悪、徹底して皆殺しを遂行する司書ハミュッツ=メセタ。抜けば無敵、あらゆるものを刻み込む最強の剣・シュラムッフェン。など人の領域を越えた力が巻き起こるバトル作品……と思いきや、メインは人間爆弾である少年が恋して自分の生きる道を探し出す物語だったりします。
死んだ人間は触れた者に全てを視せる本となる。本を管理する図書館を守る武装司書達。世界の混乱を狙う神溺教団。教団に洗脳された爆弾人間たち。
個性的で魅力的な設定の上で、過去の少女に恋する少年。未来を視て絶望する少女。恋人を失ってしまった少女と一見関係ないように見えながら複雑に絡みつく物語。
絶対報われない恋と分かっていながら想いのために信念を貫く強さ、切なさ。
それでいて心地よい終わり方は見事です。
このまま完結して欲しくも続編が読みたくもあるかなりレベルの高い大賞作品です。
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