戦鬼 -イクサオニ-

戦鬼 -イクサオニ-
作者 川口士
イラスト 一之瀬綾子
ジャンル 文庫
出版社 KADOKAWA/富士見書房
レーベル ファンタジア文庫
発売日2006-09-20
価格 638円(本体580円)
カテゴリ ライトノベル  
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内容紹介

鬼の頭領・吉備冠者の息子である温羅。彼が17歳になった時、温羅の住む村は桃生という若者と配下数名に襲撃を受け全滅してしまう。人との共存を望んだ父は首を晒され、温羅は囚われの身となってしまう。鬼ゆえ人は怯え、まともな処遇をされなかった温羅は村人達からも虐げられていた心優しき少女・梓と出会う。 囚われていた村への襲撃を撃退した温羅は父の仇となる男の名と居場所を知り、不本意ながらも朝廷の思惑通り桃生を倒す旅を始めることになってしまう。朝廷の使いであり、温羅のお目付役の川楊と梓、温羅の3人旅。桃生の配下である妖の攻撃、そして温羅自信も知らない躰の変貌……。復讐と哀しき愛の物語が開かれる……

コメント

「12月のベロニカ」のように誰もが納得させられた大賞に相応しい作品が登場ですよ。本当に優れた作品にしか与えられない大賞を受賞したこの作品。 桃太郎伝説とその原点と言われている温羅伝説を組み合わせたものをベースにしているが、ラノベらしい要素をつけてつけてつけ込んでてんこ盛りにし、必要な部分のみを残しきった見事な作品に仕上がっています。 梓と温羅との絆の深さ、変貌する温羅の動揺と決意の強さを描きり、登場人物にそれぞれしっかりとした物語を用意しているところにも質の高さが感じされます。
特に出逢って恋して結ばれればいいじゃんと重要さを理解できていないのか、薄すぎる絆しか描けない作家が多い中、1冊で絆を巧く描ききれているということだけで私にとっては高評価であります。
自信を持って推薦できる1冊、是非とも読んでいただきたいですね。

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