内容紹介

ヒロイン・水瀬織江21歳……この年齢になって初めて覚えたセックスの快楽に溺れ続けた彼女の日々は、同窓会で数少ない男性の友人・舟木と再会した事で一変する。かつて彼に感じていた慕情にも似た感情、奥さんとは別居中であると云う彼の身上、そして「愛している」と囁かれた甘い言葉……その日舟木と身体を重ねて以来、身体だけではなく「心」までもが充たされる彼とのセックスに織江は心からの喜びを感じていたが、結局は”不倫”でしかない舟木との関係は、いつしか終焉の刻へと向かうのであった………。

zen9氏が描く、ヒロイン・織江の上京ライフを綴った長編作品完結巻が登場です。著者あとがきでも述べられていますが、初体験以降どんどん淫らになる織江の身体を様々なセックススタイルを通じて描いた1巻目とは趣が変わり、真実の”愛”を求める彼女の心情をストーリーの軸に据えた第2巻。ハードなセックス描写を質・量共に落とすことなく、織江の機微を捉えた心情の変化を巧みに描き抜いた内容は読み応え充分で、「恋に駄目な自分」「無知だった自分」「セックスにだらしない自分」に気づき、それら全てを受け入れながらも前へと進むことを選んだ彼女の頑張りを応援したくなる気持ちになれるストーリーは必見の出来なのです。勿論、力強いタッチで描かれたヒロイン達の肢体描写は扇情的極まりなく、張りのある巨乳と肉厚のヒップを大ゴマの連続で叩きつける迫力のセックスシーンに劣情必至なのです。そんな訳で、性に淫らなヒロインのセックス塗れな日々を最後まで貫いたストーリーの中に、彼女の幸せの終着点を納得の形で描き抜いた良質のエロエロ恋愛作品としてオススメの単行本。是非是非～
コメント:渡邉 11/11UP

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