こはるの日々(2)

こはるの日々(2)
作者 大城ようこう
ジャンル コミック
JAN/ISBN 9784063107340
出版社 講談社
レーベル アフタヌーンKC
発売日2011-03-07
価格 618円(本体562円)
カテゴリ 青年  
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内容紹介

主人公「鳥居晃」に想いを寄せる「睦月こはる」の告白を遂に受け入れ、晴れて恋人同士となった二人の新しい関係が始まる第2巻。恋人同士になる以前から「晃」に熱い眼差しを向けてきた「こはる」の想いは一見以前と変わらぬように思われたが、彼女との距離が縮まる度に彼女の”愛情”が更なる”暴走”の度合いを強めていた事に「晃」が気付いた時は時既に遅し。しかも、「こはる」の居ない生活に耐えられなくなっている自分の変化に「晃」は未だ気付いていないのであった……。

コメント

大城ようこう氏が描く、異色ラブコメストーリー作品「こはるの日々」。前巻最終話で余りにも懸命な”好き”の気持ちをぶつける「こはる」の想いを「晃」が受け入れて、晴れて恋人同士になった「こはる」の暴走が落ち着くかと思えばさにあらず。より一層の磨きがかかった彼女の想いが”暴走”するエピソードの数々に軽い恐怖を覚える、ホラー要素を内包したストーリーの異様さが未だに鈍く輝き続ける第2巻。常に「晃」の側にいる事を望み、「晃」と同じ風景を共有する事を望み、自分の身の危険を省みずに「晃」を優先する「こはる」の一途な想いはますます過激さを増すばかり……。しかしながら、”何をしだすか分からない”彼女に恐怖を覚えていた「晃」の心情が次第に彼女の色に染まり始めた事で、善くも悪くも”バカップル”の様相を呈し始めたストーリーの甘酸っぱさに、思わず顔もニヤけてしまうのですから困ったちゃん。”ヤンデレ”もしくは”スニーキング”ギリギリの純愛を「晃」に注ぐ「こはる」の重い想いが、果たしてこの先も続くのか? 先の読めない「こはる」の言動とそんな彼女を受け止める「晃」の包容力とのバランスが絶妙に取れている現状が、果たしてこの先も保たれるのか? 決して油断の出来ない二人の関係から目が離せない担当個人的に一押しのオススメ単行本です。
コメント:渡邉 3/6UP

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