キヌ六(1)

内容紹介

いつとも知れない未来社会。高度に機械化された都市の飲食店で働くサイボーグ少女「六」の前に、一人の少女「キヌ」が現れた。「火星人類」を自称し、武装したエージェントに追われるキヌの正体とその目的はと?　若手SF作家の注目株・野村亮馬が挑戦する、血と硝煙渦巻く脱出行!

コメント

のんびりしねえ! 脱力もしねえ! 幼女(っぽい)の下着姿にキターしてる暇もないほど、全力全開で駆け抜けるアクションSF。それが本作「キヌ六」! 思わずコメントにも力が入るほどパワフルでハードですよこれは。タイトルがなんかほのぼのしてるせいで前作「ベントラーベントラー」と似てるのか、と考える頭を全力で揺らしにかかってきます。メインの二人が少女だから余計にねえ。しかし一発ネタってわけではなく、しっかり本格SFの世界観ができあがってます。これは本格派ですわー。