図書館の騎士団(1)
作者 |
大須賀こすも
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784107717870 |
出版社
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新潮社
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レーベル
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バンチコミックス
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発売日 | 2014-12-09 |
価格
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660円(本体600円)
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カテゴリ |
青年
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ポイント3%(20ポイント)
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内容紹介
人類が蓄積してきた知の宝庫、図書館都市スウェントヴァイト。どんな財宝よりも尊いとされる膨大な書をめぐり、絶えず侵略の的となるその小さな都市を護る、図書館騎士団の戦士と司書の物語。
コメント
『知識』という、あらゆる宝に勝る価値をめぐり繰り広げられる戦い。知の申し子、膨大な知識を有して戦を操る女騎士。戦の申し子、山犬の謗りも厭わずあらゆる手段を用いて勝利をもぎ取る戦士。もうなんて言うかムッハァーな設定が目白押しな本作は、中世の空気を色濃く受け継いだ仮想戦記です。硬派な絵柄なら言葉のやり取りも実に硬派で、時代がかった言い回しがとてもイイ!
試みが上手く行って全部が丸く収まりヤッタヤッター、とは行かず、喜んでられない事が山ほどある。戦争なんて実際そんなもんだと思います。勝利を重ねながらも味方から蔑まれる獅子の騎士団然り、この作品はそういう『ままならなさ』をしっかり描いています。現実に即しているほどに硬派と見える。そういうところが実に格好良い。色気はまだ無いですが、返り血にまみれながらにたりと笑うイグナーツあに様は色っぽいと思います。相当レベルの高い萌え意識が必要ですが。
コメント:中村
12/10UP