蝉丸残日録(1)
作者 |
ツナミノユウ
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784063884791 |
出版社
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講談社
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レーベル
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モーニングKC
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発売日 | 2015-07-23 |
価格
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616円(本体560円)
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カテゴリ |
青年
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ポイント3%(18ポイント)
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内容紹介
ある朝起きたら蝉になってた平凡サラリーマン・蝉丸!あまりの事態に驚きつつも、「どうせ近々死んでしまうなら、死に際だけでも美しく」と、無理にカッコよく振る舞うことを決意。そんな蝉丸に振り回されて、同僚たちは大混乱!ただ、実は周囲も一筋縄ではいかない奴らばっかりで……。開始即瀕死の業界初・蝉ギャグ漫画の幕が開く!
朝起きたら蝉になっていた悲劇のリーマン・蝉丸。 短命の代名詞、蝉……。 己の姿を見て、もはや長くは生きられないと悟った彼は、カッコよく最期を迎えることを決意した。 今、意に反してなかなか死なない蝉丸と、微妙な気遣いを余儀なくされる周囲との、駆け引きに満ちたスリリングな日常が幕を開ける!
コメント
ある日、蟬丸が特に気がかりもなく目をさますと、自分が鏡の前で一匹の巨大な蝉になっているのを発見した。彼は(ry
とまあ冒頭をアレっぽく解説してみた訳ですが、本作は死を目前にした哀れな男が、せめて美しく死のうと一生懸命日々を生きる作品です。あれ、美談っぽいな。違いますよ、みみっちい自意識を満足させるために、潔いっぽい自分を何とか他人に見てもらおうとする小物のギャグ漫画デスヨ。ええカッコしいで、間抜けで、くだらない事には頭が回って、すぐ調子に乗って、案の定失敗して、反省するけどあまり次に生かせない、そんなどこにでもいる小物(蝉)の蟬丸さんが愛おしくて仕方がない。あと苦労人気質の蜂須賀さんカワイイです。超カワイイです(2回目)。
それにしてもツナミノユウ先生はスゴイ。何がスゴイって、このマンガは1ページ目が最強に面白いのです。いや、その後ももちろん面白いんですけど。特に1話の、もう全ページオチてる感じは恐ろしい。ボケと突っ込みの立ち位置を確定しない、近年のギャグの手法を極めたらこうなるのかもしれません。そして、無駄に緊張感満載の人間関係の駆け引きが笑える一方で、だいたいどの話も「あ、なんか覚えがある」と感じるリアルさがあるのです。そうだね……職場の人間関係って割と綱渡りっぽいよね……。ある意味、職場でうまくやっていくためのヒントがこの作品にはあるのかもしれません。無いか。
コメント:中村
7/22UP
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