オリオリスープ(1)

内容紹介

本の装丁家・原田織ヱ(26)は、スープが大好き。スープと言っても、種類は色々。思わず真似したくなる、四季折々のスープを、めしあがれ。【1巻のお品書き(一部)】菜の花とベーコンのミルク煮/春キャベツと豚肉のミルフィーユ/枇杷のコンポート/エスニック風スープカレーうどん/オクラとミョウガのおすい物/サバ缶の冷や汁/揚げ茄子のピリ辛煮びたし/トマトソース/トン汁/カブのポタージュ/鶏のブイヨン

コメント

スープとかソースって、実はめちゃくちゃ色んな物が入ってるんですよね。日本人なら味噌汁が欠かせないように、食卓に必ず一品は汁物が欲しいものです。なーんかあるとホッとする。無いとイマイチしまりが悪い。そんなスープのアレコレを、四季折々の香りと共に送るのが本作です。昨今いろんな角度から襲い来る飯テロ系漫画の中でも、汁物に焦点を絞ってお届け。繊細だけど牧歌的で温かみのある絵柄と、派手さは無いけど心情が良く伝わる表情の描き方が実に良い。美味しそうなスープにはもちろんレシピ付き。
織ヱさんは片付けられない病の患者で、超マイペースで大雑把。そのくせ料理は手間を惜しまず、仕事はきちんとこなす有能さ。ヤバイですねこれ完全に結婚できない系女子ですね。ほんわかのほほんとしていて可愛らしいんですがねえ。料理ができるからって女子力があるとは限らないというアレですかね。可愛いのに。弥燕さんもらってあげません?
コメント:中村 10/22UP