神様のジョーカー(1)
作者 |
佐原ミズ
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原作・原案 |
楠みちはる
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784063545951 |
出版社
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講談社
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レーベル
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イブニングKC
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発売日 | 2015-11-20 |
価格
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682円(本体620円)
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カテゴリ |
青年
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ポイント3%(20ポイント)
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内容紹介
どこにでもいる平凡な男子大学生・緒方希和(おがたきわ)。
就活もうまくいかないし、しっかりものの彼女・茉洋(まひろ)には叱られてばかり。
そんな希和には、一つだけ誰にも言えない秘密がある。
――それは「願いを叶える力」を持っていること。
けれどそれは代償が伴う危うい力。自分の中でひっそりと抱えてきた秘密。
しかし、その力の存在を茉洋に打ち明けたことで、二人の運命の歯車は徐々に狂いだす――。
平凡な男子大学生・緒方希和(おがたきわ)。就活もうまくいかないし、年上の彼女・茉洋(まひろ)には叱られてばかり。そんな希和には、一つだけ誰にも言えない秘密がある。――それは「願いを叶える力」を持っていること。けれどそれは代償が伴う危うい力。しかし、その力の存在を茉洋に打ち明けたことで、二人の運命の歯車は徐々に狂いだす――。
コメント
佐原ミズ先生の作品は基本的に静かですよね。騒がしくない空気が心地よく、キャラクターの言葉がスッと頭に入ってくるのです。繊細な心模様を実に上手く表現してくれる先生ですが、そんな人がサスペンスを描いたらどうなるのか、というのが本作「神様のジョーカー」です。楠みちはる先生の原作だからってクルマ漫画じゃないのよ。
「神頼み」というありふれた事柄に随分と怖い設定をくっつけたものですが、佐原先生らしい静かな展開が余計に不安感を煽ってくれます。生きてたら何かを願わずにはいられない訳で、それが大きな代償を引き連れてくるってのは、自分がいつ暴発するかわからない兵器を持ち歩いているような感覚なのでしょうね。希和くんの考えはとても人間的で好感が持てますし、自分に置き換えても容易に想像できるのですが、だからこそ希和くんが抱く不安や恐れがこっちにもストレートに伝わってきます。ホラーじゃないけど、怖いですよ、この作品。
コメント:中村
11/20UP