終電ちゃん(1)
作者 |
藤本正二
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784063885804 |
出版社
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講談社
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レーベル
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モーニングKC
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発売日 | 2016-03-23 |
価格
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627円(本体570円)
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カテゴリ |
青年
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ポイント3%(19ポイント)
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内容紹介
がんばってる人々を、今日も熱心に送り届ける「終電ちゃん」。「お前たち、明日はもっと早い電車で帰るって約束しな!」。終電には、日々を生きる乗客のドラマがある。中央線の高尾行きの終電は、午前1時37分に終点・高尾に到着する。これは全国の鉄道で最も遅い。疲れてて眠いのに、彼女に会えて、なんだかうれしい――。不思議な高揚感と一体感のある、終電物語開幕!!
コメント
そろそろ擬人化ラッシュの流れも落ち着いてきたかなあと思った矢先に投入された終電の擬人化という本作。電車の擬人化でも路線の擬人化でもなく「終電」の擬人化。言葉だけだとおまえは何を言っているんだ感がすごいですが、見た目は可愛らしくも人情味のあるドラマに仕上がっています。
あまりお世話になりたくはない終電ですが、乗ってみるとなんか変な高揚感があるんですよね。「これを逃すとアウト」という緊張と、無事乗れた事による開放感がそうさせるのかもしれません。実際、何の理由もなく終電に乗ることなんてそうないでしょうから、そこには何かしらのドラマがあったりするわけです。そんな人々を、口が悪くて厳しいけど情に厚い中央線の終電ちゃんが叱咤しながら運んでいく終電物語。跳ねっ返りだけど根性のある山手線ちゃんや、のんびりぽわぽわ系の小田急線ちゃんも登場する第1巻でした。次は京王線ちゃん(強そう)が出るんですよね? ね?
コメント:中村
3/22UP
コメント
追加が来たら買って欲しい一冊! 平成のヒューマンスクランブルここに爆誕。 電車の擬人化は結構色々な人が考えつくと思いますが、その中で特化させて終電のみを擬人化しようとは中々思いつかないですね。 その斬新な切り口だけでなく、終電ちゃんの暖かい厳しさのキャラクターもその終電で生まれているドラマには欠かせないアクセントになっています。 面白い新作を探している方、これで決まりです!