シン・ゴジラ政府・自衛隊事態対処研究

内容紹介

実 対 虚構 ―政府・自衛隊はどのようにしてゴジラと戦ったのか?
現緻密なまでにディテールされた政府・自衛隊の姿が注目された映画『シン・ゴジラ』。本書は、行政・防衛・安全保障の専門家たちがゴジラと戦った彼ら政府省庁や自衛隊組織の構造や組織、運用と能力について解説。
“虚構――巨大不明生物”と対峙した“現実”的側面を掘り下げる!
■防衛
・自衛隊はどのような態勢・組織でゴジラと戦ったのか?
JTF(統合任務部隊)・RCT(連隊戦闘団)の戦力を分析
・自衛隊が有する兵器はゴジラに有効なのか?
海上自衛隊によるゴジラ捜索と海上撃破の可能性
陸上自衛隊タバ戦闘団の戦力とは
航空自衛隊JDAMとアメリカ空軍MOP-IIの破壊力
核兵器がもし都心に落とされたら?
■政治・行政
・緊急事態において政府はどう動くのか?
ゴジラで描かれた災害時の初動態勢と緊急事態法制
・自衛隊出動の法的根拠とは
・巨災対を構成した官僚たち――彼らは何者なのか?

◆執筆 石動竜仁(軍事ブロガー)、横田明美(法学者・千葉大学准教授)、菊池雅之(軍事ジャーナリスト)、
関賢太郎(航空評論家)、多田将(物理学者・高エネルギー加速器研究機構)ほか