忌物堂鬼談

忌物堂鬼談
作者 三津田信三
ジャンル ノベル
JAN/ISBN 9784062991049
出版社 講談社
レーベル 講談社ノベルス
発売日2017-09-08
価格 946円(本体860円)
カテゴリ ライトノベル  
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内容紹介

故あって忌物で溢れた山寺へ少女は怖ろしの道筋を日々通う。怪異譚を聴く為に。彼女が聞いた怪異譚の数々と忍び寄る恐怖の正体は!?

春休みの、ある夕間暮れ、まもなく高校生になる宮里由羽希は母の実家、遠巳家のある集落、内之沢から、海岸近くの道を独り歩き、九泊里という集落近くの岬にある遺仏寺に向かっていた。怪異に脅かされながらも、ようやく辿り着いた寺で由羽希は見覚えのある黒猫と見知らぬ僧形の男、天山天空と出会う。寺には道具や品物が溢れんばかりに置かれていた。亡き住職の息子だという天空によれば、その品々は所有するだけで祟られてしまう「忌物」なのだという。彼は忌物とそれに纏わる怪異譚蒐集を長年続け、今では噂を聞いてか、「忌物寺」宛に、曰くある品々が送られてくるようになっていた。天空は由羽希が寺へ来た理由を尋ねる。その彼女が持ってきたものは櫛。祖母の葬儀の際、棺に入れられたはずのものだった。「しかしな、今すぐ助けるわけにはいかん」という天空は由羽希に、しばらく寺に通って忌物に纏わる怪異譚の聞き役と文字起こしをしろという。由羽希の「忌物寺」通いが始まった。世にも奇っ怪な話を聞かされ続ける彼女に戦慄の怪異はすぐそこに迫っていた!

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