初音島も冬休み。いつもどおり芳乃家に集まった面々は、闇鍋パーティーを楽しんでいた。しかし、だれかが持ち込んだ食材の中に、怪しい野菜が紛れ込んでいたらしい。義之たちが翌朝目覚めると、外は真夏の日差しであふれていた。驚きつつも、せっかくだからと海水浴に出かけたが、なぜか女の子たちが、いつもより義之に積極的で…。(D.C.II 編)
あの夏、海の見える丘には、願いをかけるメイドさんの姿があった。人形のような美しさを持つ、メイドの菖蒲。落ちぶれた主人を追って、ぼろアパートにまでやってきてくれた。海辺の町で再び繰り広げられる、ご主人様とメイドの心通うひと夏の物語。魂の運び手の少女もまた、鈴の音とともに、この町を訪れていた。(ホームメイド編)
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