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高尾山と富士山
まんが王のある八王子市とその歴史
まんが王は、八王子市東町にあります。
八王子は、八王子城・高尾山・千人同心・いちょうの木・松姫最中などが有名です。
中央線・京王線・横浜線とアクセスも良く、多くの人々が行き交う町でもあります。
そんな八王子を歴史と共に訪ねてみませんか?
2011年11月25日八王子駅南口サザンスカイタワー内八王子総合事務所から撮影した富士山と高尾山

高尾山と周辺の神社 その1【熊野神社は縁結び】

高尾駅

<シュランガイドの三つ星紹介>

シュランガイドの三つ星紹介もあって高尾山は連日大変な賑わいである。都心からのアクセスも良く、軽装の若者から本格的ハイカーまであらゆる層のニーズを満たしているのがやはり高尾山の魅力であろうか。
高尾山へは京王線の高尾山口から登るのが便利であるが、JR高尾駅から旧甲州街道に出て駒木野関跡を通り裏高尾を目指す本格派も多い。
今回の散策は八王子でも超穴場の恋愛パワースポット?とした。JR高尾駅北口の改札を抜けると2.4メートルの巨大な天狗のお面が出迎える。さすがに頭上から見下ろす様は圧巻そのもの。駅舎は高尾山薬王院のお膝元だけに寺社木造風、風情ある建物だ。
その高尾駅を背に右手の路地を通る。線路沿いの道はまもなく整備された遊歩道となる。住宅地を左右に見ながらのんびりと歩く。4、5分ほどすると甲州街道(国道20号線)に突き当たる。その手前右側に目的地、熊野神社が鎮座している。
高尾の熊野神社

<ひっそりと佇む古社>

いつもの事であるが人の気配はまるでない。実生活から忘れ去られたようにひっそりと佇む小さな古社だ。朱塗りの鳥居だけが妙に真新しく輝いて浮かび上がっている。扁額はおそらく御家流のくずし字、「熊野宮」と記してある。創建はかなり古く天正年間ともそれより前ともいわれている。祭神はイザナギ尊。紀州熊野速玉大社(熊野本宮?)から誰が勧請したかは定かではない。様々な説があるようだが八王子城も近いことから北条氏との関連は否定できないのではと思う。
社もまことに小さい。しかも小さな覆い屋に隠れている。賽銭箱もその中にありお賽銭は格子の隙間からにいれることになる。
社の左手に樹齢数百年の樫の巨木がある。
その根元からは大きな欅(けやき)の木が寄り添って生えている。まるで樫が欅を抱きかかえるようにしている様は相生(あいおい)の木と言われているゆえんだろう。

前に立つ標札には次のような文言が書いてあった。
恋愛パワースポット

<昔の恋の物語>

「今から四百年の昔 八王子城主北条氏照の家臣、篠村左近之助に安寧姫という美しい娘がおりました。氏輝はこの娘を大変かわいがり城下の月夜峰で催される宴にはいつもそばにおいていました。宴ではよく獅子舞が演じられその中にひときわ上手に笛を吹く狭間の郷士の息子という若者がいました。氏輝は笛の名手でありましたからこの若者を宴に呼んでは笛の音を楽しむのでした。安寧姫とこの若者はしばしば顔を合わせることになり、いつしか恋が芽生えるようになりました。そして、この木の下で逢瀬を重ねていたという。その後二人がどうなったかはさだかではありません。(古老の話)
 この木は樫と欅が根元が一緒になって成長した相生の木でしたのでいつしか「縁結びの木」と呼ばれるようになりました。この木の根本に自分の名前と思いを寄せる人の名前を書いた小石を置くと願いが叶うと言われてます。」

<小石を持参して祈願>

若者の名前も判らず、いささか尻切れな感じもするが古い伝承話なので無理もないことか。ただ、今は小石を探すのも容易ではない。南浅川や初沢川が側にはあるが護岸は遮られている。そのせいもあるのだろうか相生の木の根元には数個の小石が置かれるのみだった。もしも恋愛成就を願うなら小石持参が良さそうである。

<祭神も後押しするかも>

恋し、愛追い(小石、相生)う~ん語呂がいい。古い伝承と新しい響きが恋愛パワースポットになるかはわからないが古事記のイザナギ尊はイザナミ尊と和してヤマトの国を生み出したとあるからきっと祭神も後押しすること請け合いだろう。

<熊野神社に立ち寄った後は>

熊野神社からは南浅川、綾南公園、多摩御陵(武蔵陵)も近い。そこは又の機会とする。
【記事】2012-04-16 まんが王散策人
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八王子駅周辺の神社 その1【市守神社】

酉の市と市守神社1

<まっすぐ伸びる大通り>

 JR八王子駅北口からまっすぐ伸びている大通りを歩くと甲州街道に差し掛かります。交差点の先、斜め右を見るとビルの隣に神社の鳥居が見えます。ここが「市守神社」です。「市神様」と呼ばれていた「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」が祀られ、のちに「大鷲様」こと「天日鷲命(あめのひわしのみこと)」が合祀されました。市守神社は、八王子城落城後の区画整備の際に中心になった場所でもあります。区画整備や神社を創ったのが大久保長安であった。

酉の市と市守神社2

<毎年賑わう酉の市>

 毎年11月になると酉の市が開かれ、酉の市名物の商売繁盛の「熊手」や「べったら漬け」などの露店が並びます。今年は11月の2日14日26日と三の酉までありました。

<今も昔も>

境内では、手締をする熊手屋さんの威勢のいい声が飛び交い、賑わっていました。なんだかとても豊かな気分にさせてくれました。
江戸時代は、商売繁盛の祈願で八王子周辺の村からも人が訪れ、道を覆い尽くさんばかりの賑わいだったそうです。
【参照書籍】『まんがで読む八王子歴史物語第1巻』
【記事】2011-11-15 あくあ

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