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大久保圭 特集


アルテ(4)

【ジャンル】コミック
【発売日】2015-11-20
【作者】大久保圭
【出版社】徳間書店
【価格】¥638
ゆうパケット可
通常便:在庫なし

【内容紹介】
「さらば、フィレンツェ。」
レオの師匠の娘であるルザンナは、亡き夫の実家に対し持参金の返還を申し出ていたが、交渉は難航。そんな彼女を助けるためアルテはヴェネチアの貴族、ユーリ・ファリエル
を頼ることになるが、彼の条件は「アルテがヴェネチア」に来ること。
フィレンツェを離れることになるアルテ。レオや仲間との絆はどうなってしまうのか?激動の第4巻!
【オススメコメント】
夢に向かい、困難に挑み、突っ走り続けるアルテお嬢様に転機! 慣れ親しんだレオ親方の元を離れ、はるかヴェネツィアへと旅立つ第4巻です。ユーリさん怪しすぎ問題。
努力の成果が目に見え始めた一方で、身の振り方を考え始めるべき時期に至ったらしいアルテお嬢様。学びの時期というのは、ただひたすら目の前のことに打ち込んでいればいいものですが、いずれは自分のことを全て自分で決めなければならない時が来る。アルテお嬢様の「半年で~」がフラグに見えてしょうがないのですが、まあでも、レオさんと一緒にいるのが目的じゃないわけですからねえ。はたしてこれがアルテお嬢様の独り立ちを意味するものか、先の展開がやたら気になりますようむむ。
コメント:中村 11/20UP

アルテ(3)

【ジャンル】コミック
【発売日】2015-06-20
【作者】大久保圭  
【出版社】徳間書店
【価格】¥638
ゆうパケット可
通常便:在庫なし
【内容紹介】
16世紀フィレンツェ。女性でありながら画家修行をするアルテにほかの工房の親方や徒弟から疑問視する声があがる。
果たして彼らを認めさせ修行を続けることはできるのか―――
アルテの『覚悟』が今一度試される、前進、逆境、試練の第③巻。
【オススメコメント】
怒りと情熱で突っ走り、理解ある親方に弟子入りも叶い、いくらか仕事も貰えるようになったアルテお嬢様。だからって喜んでばかりじゃいられません。職人への道は、ガムシャラに走るだけで開けるほど簡単じゃないのです。夢に挑む者は、いつまでも試され続けるのですねえ。
理解者も少しづつ増えてきたとはいえ、まだまだ難関は山積みの箱入りお嬢様の挑戦。挑む者の背中はいつだってカッコイイものです。相変わらずの偏見にも、吐くほどキツイ仕事にも、ラリアット食らって鼻血を出してもへこたれないアルテお嬢様はやはり、可愛いよりも格好いいという言葉がよく似合いますね。そして空回りを続けるアンジェロ君の恋心。イ㌔……。
コメント:中村 6/20UP

アルテ(2)

【ジャンル】コミック
【発売日】2014-11-20
【作者】大久保圭  
【出版社】徳間書店
【価格】¥638
ゆうパケット可
通常便:在庫なし
【内容紹介】
自分のレオへの恋心に気づき、悩み混乱するアルテ。
そんな時、高級娼婦ヴェロニカの客の気持ちを弄ぶような態度に我慢の限界が……。
女がひとりで生きて行くのに困難だった時代。
懸命に生きる女たちの葛藤を描いた最新第②巻!
【オススメコメント】
職人を目指して奮闘中のアルテお嬢様。恋に悩み、夢に迷いながら、反骨の物語は続きます。気づいてしまった恋心にも一応の決着をつけて、まだまだ続く箱庭お嬢様奮闘記。
この2巻では周りの人々から見たアルテが描かれていますが、視点が増えた事でアルテお嬢様の魅力が増し増しです。こういう男目線によらないヒロイン像って、なんか天性の才能とか超人的な精神とかで描かれてしまいがちですが、この娘はあくまでも等身大の少女として描かれるのが特徴的ですね。ただ、あくなき反骨心があり、まっすぐで苛烈な精神があるだけ。
アルテの中にはいつでも、不条理に対する怒りと、それに敢然と立ち向かう強い心がある。社会や何やらのままならぬ事に憤ったり、そういうのは誰にも大小なりあるものでしょう。はっきりとそれを体現し、立ち向かう者としてそれに挑み続ける姿はとてもカッコイイ。笑顔が可愛いし谷間がエロくてヒャッフーなんですが、それより何よりもその精神の美しさこそがアルテお嬢様の魅力なのです。
コメント:中村 11/19UP

アルテ(1)

【ジャンル】コミック
【発売日】2014-04-19
【作者】大久保圭  
【出版社】徳間書店
【価格】¥638
ゆうパケット可
通常便:在庫なし
【内容紹介】
16世紀初頭・フィレンツェ。
芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。
そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。
女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
【オススメコメント】
現代とは全く違う時代を描くにあたっては、高い画力が要求されるのが常です。なにしろ、風景で時代背景がわからないと話に入っていけませんからね。それは「乙嫁語り」や「ジゼル・アラン」然り、「軍靴のバルツァー」や「海のクレイドル」もそうですね。そして本作の著者・大久保圭先生は、これが初単行本ながら見事な画力で16世紀のフィレンツェを描き出しています。言葉だけじゃなく、絵で説明ができるってのがマンガの良さってもので、それを鮮やかに体現して魅せてくれています。そしてお嬢様がまたカワイイ。それはもうカワイイ。時々エロい。ハラショー。しかしそんな見かけであれど、この作品は多くの困難に立ち向かう情熱と挑戦の物語です。不条理に毅然と立ち向かう姿は、愛らしさを飛び越えて気高く美しい。
コメント:中村 4/21UP
【週間オススメコメント】
16世紀フィレンツェ。女性は家で子どもと家を守るのが当然で、自活する女性など殆どいなかった時代。『画家になりたい』という情熱を形とするため、少女アルテの挑戦がはじまる! といった所で、最近流行ってきてる気がする旧時代の人々の生活を描く作品です。新人さんながら、この手の作品に欠かせない高い画力を持ちあわせており、フィレンツェの町並みや工房の様子など実にいい感じです。そしてアルテお嬢様がかわいい。怒ったり笑ったり恋したり非常にかわいい。しかし、サクセスストーリーかと思いきや恋の話がメインだった1巻目ですが、だからって障害を乗り越えて結ばれましたヤッター、となる訳がない。それじゃアルテが最初に言っていた籠の鳥と同じですからね。世間を知ること、夢を追うこと、自分の気持ちに気づくこと、色々ないまぜになったアルテの挑戦。この先どう転ぶのか、要注目です。