【内容紹介】
「さらば、フィレンツェ。」
レオの師匠の娘であるルザンナは、亡き夫の実家に対し持参金の返還を申し出ていたが、交渉は難航。そんな彼女を助けるためアルテはヴェネチアの貴族、ユーリ・ファリエル
を頼ることになるが、彼の条件は「アルテがヴェネチア」に来ること。
フィレンツェを離れることになるアルテ。レオや仲間との絆はどうなってしまうのか?激動の第4巻!
【オススメコメント】
夢に向かい、困難に挑み、突っ走り続けるアルテお嬢様に転機! 慣れ親しんだレオ親方の元を離れ、はるかヴェネツィアへと旅立つ第4巻です。ユーリさん怪しすぎ問題。
努力の成果が目に見え始めた一方で、身の振り方を考え始めるべき時期に至ったらしいアルテお嬢様。学びの時期というのは、ただひたすら目の前のことに打ち込んでいればいいものですが、いずれは自分のことを全て自分で決めなければならない時が来る。アルテお嬢様の「半年で~」がフラグに見えてしょうがないのですが、まあでも、レオさんと一緒にいるのが目的じゃないわけですからねえ。はたしてこれがアルテお嬢様の独り立ちを意味するものか、先の展開がやたら気になりますようむむ。
コメント:中村
11/20UP