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阿部共実 特集


死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(2)

【ジャンル】コミック
【発売日】2015-12-08
【作者】阿部共実
【出版社】秋田書店
【価格】¥660
ゆうパケット可
通常便:在庫なし

【オススメコメント】
タイトルが放つ暗黒のオーラとは裏腹に、なんか清涼感のある表紙がやっぱり不穏なアベトモ先生久々の新刊「死に日々(2)」です。自分だけが足りない。自分だけが間違っている。自分だけが良くない。なんでオレだけ私だけ。ガキっぽいような、でも誰もが知っている感覚。そういう「上手くいかなさ」が時には喜劇に、時には悲劇になって襲い来るのです。
2巻となる今回は寓話的というか、抽象的な表現を多用して煙に巻いてくる作品が増えてきた気がします。インパクト重視だった「空灰」に対し、読み込んで、頭のなかで消化して、気づくと暗黒にまとわり付かれているような感じというか、分かれば分かるほど重い気持ちにされるような仕上がりを見せています。一方でライト属性の方は相変わらずの軽妙さで愉快。佐々木さん可愛いですってば。でも今回一番フックしたのはねこ人形のお話ですかね。たった4ページでここまでモヤモヤさせて、そのまま終わらせるアベトモクオリティ。鬼才はなお鬼才です。
コメント:中村 12/7UP

死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)

【ジャンル】コミック
【発売日】2014-12-10
【作者】阿部共実  
【出版社】秋田書店
【価格】¥693
ゆうパケット可
通常便:お取り寄せ
【内容紹介】
孤独の才能が贈る話題作!! 10代女子を中心に、人々のうまくいかない日常を描く、オムニバス・ショート集。
【オススメコメント】
タイトルの時点ですでに暗黒のオーラを放つが如き本作。もちろん阿部共実です。最近いわしてるアベトモです。表紙のデザインからもわかるように、実質「空が灰色だから」の続編みたいなもので、なんだか上手くいかない日常を描くオムニバスショートです。
ラスト数ページに至るまで、どこに向かおうとしてるのかさっぱりわからないザワザワ感は衰えておらず、むしろネタがディープな方向に進化していて喜ばしいのか恐ろしいのか。可愛かったりやるせなかったり笑うしかなかったり、相変わらず球種の豊富さがえごいです。そして言葉のセンスも磨き抜かれすぎてコワイ。5話の「え」とかすげえよ、これ。全体的にはライトな感じでまとめてきたと思ったら、9話目でゴリッと落とされて、ラストには超ド級の爆弾が置いてある。他には誰も描けない異次元のセンス。これが阿部共実です。
コメント:中村 12/11UP
【週間オススメコメント】
阿部共実はやはりスゴイです。何がスゴイって、何がスゴイのか説明できないのがスゴイ。訳わかりませんねすいません。てな感じでアベトモさんの最新作「死にたくなる(ry」通称「死に日々」です。空灰以来のオムニバス・ショート短篇集ですが、偏執的で狂気的なタイトルに反して空灰にあったような恐ろしさはそこまでない感じ。なんだよアベトモ丸くなったなあ~とか思ってたらラストのヤツで脳がぐんにょりしました。4話なんかもそうですが、こういう読んで何を思えばいいのかわからない、でも何かを思わずにはいられない感覚。この名状しがたい正体不明さが阿部共実先生の魅力であり、また、他の誰にも真似できない圧倒的な個性だと思うのです。オレ別に□リコンやオタクじゃないけど
コメント:のん

ちーちゃんはちょっと足りない

【ジャンル】コミック
【発売日】2014-05-08
【作者】阿部共実  
【出版社】秋田書店
【価格】¥748
ゆうパケット可
通常便:2〜4営業日発送
【内容紹介】
あれも欲しい、これも欲しい…。いつも何か物足りない気がする中2女子、ちーちゃんとナツ。少し不満で平凡な毎日は、ある事件をきっかけに揺らぎ始めて?
【オススメコメント】
「空が灰色だから」阿部共実による初の長編新作。同時発売で、基本的に笑かすつもりしかない「ブラックギャラクシー6」と異なり、こちらは日常のどうにもうまくないモヤモヤ感を絶妙に醸しだす作品になっています。序盤こそ微笑ましい日常系なのですが、その辺でも節々に名状しがたい不安を煽られます。安心の不安感。もともと心臓に悪いテンションの落とし方をする人でしたが、時間をかけて描写している分本作の落とし方は極まっています。「とった!」のインパクトの凄まじさといったら! このシンプルな絵でこれだけ驚かす事ができる人は、そういないでしょう。そして楽しげな表紙も、読み終えてから見てみると全く違う印象を与えるようになっている。この描写力はもはや職人芸の領域かも知れません。可愛くて微笑ましいままで終わってくれない。でも、そこには身につまされるようなリアルがあるのだと思います。
コメント:中村 5/8UP
【週間オススメコメント】
 いろんな意味でちょっと『足りない』中2女子「ちーちゃん」と、親友「ナツ」をはじめとした仲間たちとのほんわかほのぼの日常コミック…だと思ったか!? アベトモだよ! 今までの作品とは違って地続きの長編作品なのですが、突然真逆のベクトルにテンションを切り替えてくる心臓への悪さは健在。というか、続き物でじっくり描かれている分、精神へのダメージはこっちのほうが大きいです。読んだ後に心に何かが残るのだけど、その残っている何かを説明する言葉が見つからない。こういうものを描ける人は日本に何人もいないと思います。1巻ですっぱり終わる潔さもまた良し。とにもかくにも、エンディング後の二人が幸せになれることを願ってやまない。 心にダメージを負いたくない人は同時発売の「ブラックギャラクシー6」を読みましょう。実はこっちもよく見ると結構攻撃力があるんですがね。
コメント:のん

空が灰色だから

空が灰色だから(1)
【発売】2012-03-08
【作者】阿部共実  
【価格】¥550
ゆうパケット可
通常便:
空が灰色だから(2)
【発売】2012-07-06
【作者】阿部共実  
【価格】¥550
ゆうパケット可
通常便:
空が灰色だから(3)
【発売】2012-10-05
【作者】阿部共実  
【価格】¥550
ゆうパケット可
通常便:
空が灰色だから(4)
【発売】2013-01-08
【作者】阿部共実  
【価格】¥550
ゆうパケット可
通常便:

空が灰色だから(5)
【発売】2013-03-08
【作者】阿部共実  
【価格】¥550
ゆうパケット可
通常便:

その他作品

【発売日】2014-05-08
【作者】 阿部共実   
【出版社】秋田書店
【価格】¥660
ゆうパケット可
通常便:
【発売日】2013-01-08
【作者】 阿部共実   
【出版社】秋田書店
【価格】¥660
ゆうパケット可
通常便: