【内容紹介】
情念の幻想戦記、待望の第3集!!
骨の国に占領された祖国に、長老・事九がいると知らされたツナシ。
事九を救出するため、ツナシは仲間と共に旧カラン王国を訪れた。
そしてツナシの前に「あの男」が現れ、衝撃の計画を告げる…!!
一方、事九は王宮で闇の戦士・ニキに対し命懸けの説得を試みていた。
復讐に囚われ、「大義のためには殺すべし」と骨の国に洗脳されている
ニキに、事九の言葉は届くのか!?
光と闇の宿命を背負った二人が邂逅する時、
終わらない激戦の火蓋が切って落とされる!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「テンプリズム」第3集はファンタジー好きにはもちろん、
今までの曽田マンガファンにはぜひ読んでほしい内容!
事九が命をかけてニキを説得するシーンや、
ツナシとニキが激情をぶつけながら闘うシーンは、
今までの曽田マンガにあった「熱」が込められていて、
単なる王道ファンタジーではなく、
情念のファンタジーと呼べる作品に仕上がっています!!
『シャカリキ!』『め組の大吾』『昴』『capeta』の曽田正人が挑む
ファンタジー第3集、発売!
【今週のオススメコメント】
世に出た瞬間こそ「どうすんだコレ」な感じで迎えられた訳ですが、話が進む程に骨太ファンタジーの頭角を現してきた「テンプリズム」3巻目です。今回は1巻丸々ニキのお話。ここまではガッチリと王道をなぞってきた本作ですが、このヒロインは王道な、よくいる感じのヒロインとは大分違いますねえ。というか、こういうヒロインを描いた作品ってついぞ見た記憶がありません。まあ、仮にも曽田さんが凡百な作品を描いてくる訳がなかったというトコでしょうか。他の作品はそこまで突っ込まないってとこまでグイグイ踏み込んでいく感じで、こいつは相当に太い作品ですよ。
コメント:のん