【内容紹介】
宮中の権力を握らんとする藤原基経が帝に進言した「魂鎮めの祭」の開催、その警備を任された業平は……! ?一方、道真も伴善男に降りかかったある出来事の解決を頼まれることに……! ? ついに、門の内の鬼たちが動き始める!
【オススメコメント】
表紙にでっかく登場の基経様がやたら怖いけど本編内はもっと怖い第5巻です。宮中に潜む鬼たちの謀略がいよいよ本格化し始めた様子。
自分のあり方に悩んでちょっとおセンチな道真様ですが、そんなことはお構いなしに時勢は動き、否応なしに巻き込まれ始めているようです。しかも大分ヤバイとこに放り込まれてます。大納言さま剛毅だけどやっぱ怖え。中庸様はどうにも頼りなさ気なでほのかに癒しっぽいのに。政が絡むと、事件が起きて解決して万々歳なんてわけには行かなくなってきて、緊張感がずっと張り詰めております。道真様の胃がしのばれるところ。
コメント:中村
3/8UP