【内容紹介】
人口6000人、山あいの小さな町・みとず町。その田舎町では夕方6時になると不協和音のチャイムが鳴り響く。その音が聞こえたら、夜明けまで絶対、外へ出てはいけない。メイド様が迎えにくるから。だが、10年ぶりに東京からこの町へ帰ってきた勇人は、そのオキテを知らずに‥‥。
行方不明の父親を捜しに夜の町に飛び出した勇人とドラゴン。冥奴<メイド>に襲われ、危ういところを一人の女性に救われる。だが、そこにも危険が!果たして町を彷徨う冥奴の正体とは? 恐怖が加速するサスペンスホラー第3巻!!
【オススメコメント】
ドラゴンの過去、そして冥奴様の行動。少しづつバックボーンが明らかになって来ても、やっぱり死に際の体でギリギリの戦いが続いている第3巻です。そしてあんまり仲良く出来ない仲間たち。まあその辺はサスペンスホラーのお約束という事で……。
パニックホラー系の作品はweb発コミックには割りと多いのですが、恐怖感と絶望感、やっとの思いでギリギリ命を繋ぐ危機の演出が本作は際立っていますね。下手な茶々入れでシラケる事も無く、秋の夜長に恐怖を味わってみるのに良い作品です。
コメント:中村
10/1UP