【内容紹介】
ロボットの未来がここにある。
鉄腕アトム誕生までを描く物語、開幕──!!
原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本。
それから5年後、復興が進む日本のとある大学に、
ロボット開発にすべてを懸ける2人の若き研究者の姿があった──。
“ゆうきまさみ”דカサハラテツロー”という、ロボット漫画を描き続けてきた2人が
新解釈で描く、永遠のヒーロー“鉄腕アトム”誕生までの物語がいよいよ開幕!!
第1話の試し読みはこちらから(月刊ヒーローズHP)
【オススメコメント】
お茶の水博志と天馬午太郎。後に永遠のヒーロー「アトム」を誕生させる二人も、今はただの大学院生で、ただの変人ふたり。若き日の博士二人がいかなる日々を過ごし、誰に出会い、何を失敗し、どんなことを見つけるのか。そして、それがどのようにして「アトム」という存在を形作っていくのか?
カサハラテツロー先生の描くメカって、直線カッチリ光沢テッカリの、いわゆるメカ的描写じゃないんですよね。流線型で細かい歪みや傷までしっかり描かれていて、本当にそこにいるかのような質感を伴っています。作中にいろいろロボットは出てきますが、どいつもこいつも偏執的なまでに描くのが面倒くさそうなデザインをしてらっしゃる。カサハラさん頑張りすぎじゃないっすかね。
アトムとはヒーローであると同時に、ある意味で人間の狂気の体現者でもある。すでに片鱗は見えているその狂気が、この先どうやって描かれるのか、楽しみで仕方がありません。あと妹ちゃん超カワイイ。可愛すぎる。ヤバイ。
コメント:中村
6/4UP