【内容紹介】
14世紀のアルプス地方。イタリアへと通じるザンクト・ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。関所破りをする者には死を与え、何人たりとも通行できぬその砦を人々はこう呼んだヴォルフスムント”狼の口”と………
反乱の首謀者であるエルンストの娘・リーゼと騎士・ゲオルグ。馬借元締クラウスの命を受け、反乱軍への資金調達に向かったヨハンナ。息子と共に山越えをする英雄・ヴィルヘルム。それぞれが自由のために峠に向かう。運命は如何に………
【オススメコメント】
悪魔のごとき非情で残虐なヴォルフラムを欺き、関所を突破できるのか。ただそれだけのストーリーでありながら緊張感と絶望がひしひしと伝わってくる。とにかく打ち首、とにかく処刑、死が多すぎる……。時々オッパイとか、太股とかありますが、あくまでも絶望物語です。
騎士同士の戦いから、死なないように柄で戦う兵士、山越えのクライミングなど関所というたった一つの場所を舞台にしながら色々な角度で魅せてくれる作品です。
※注意※フェア対象商品は「狼の口 ヴォルフスムント」の1巻から6巻、「ストラヴァガンツァ ～異彩の姫～」1巻から3巻のみで、最新刊の7巻と4巻にはお付けできませんのでご注意ください。