声優論 アニメを彩る女神たち 島本須美から雨宮天まで

声優論 アニメを彩る女神たち 島本須美から雨宮天まで
編集・監修 小森 健太朗 遊井かなめ 夏葉薫 町口哲生 深水黎一郎
ジャンル 書籍
JAN/ISBN 9784309275604
出版社 河出書房新社
レーベル 単行本
発売日2015-02-25
価格 2,090円(本体1,900円)
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内容紹介

島本須美、宮村優子、水樹奈々、花澤香菜、雨宮天……日本のアニメを代表する女性声優26人を、声の質や演技、そしてキャラクターとの相関関係を切り口に論じる、待望の本格的声優論。 私も載ってる……だと……?
なぜ載ってるかはよめばわかるらしい。しかし会ったことも見たことも話したこともない人に一方的に論じられるのって、気持ち悪い。——宮村優子

目次・収録作品
序論 声の現象学から声優論へ/小森健太朗
声優史概説/夏葉薫
第1章 島本須美&日高のり子──八〇年代を象徴する二人の女神、それぞれの三〇年/遊井かなめ
第2章 島津冴子&石原夏織──声に呼ばれるキャラクター、声が喚起するストーリー/遊井かなめ
第3章 林原めぐみ──アブジェクシオン装置としての綾波レイ/町口哲生
第4章 宮村優子&雨宮天──ジェリコの壁はいかにして崩れるか?/遊井かなめ
第5章 川上とも子──生と死のあわいから天使の声が現れる/小森健太朗
第6章 桑島法子──ポストエヴァの時代精神/夏葉薫
第7章 堀江由衣&田村ゆかり──神話の中の二人/夏葉薫
第8章 水樹奈々&高山みなみ──歴史に咲いた二輪の花(ツヴアイ・ウイング)/遊井かなめ
第9章 釘宮理恵──釘宮病、発症したら出口なし/町口哲生
第10章 名塚佳織&井口裕香──祈ること、求めること/夏葉薫
第11章 沢城みゆき──その声は、何を指し示すのか?/遊井かなめ
第12章 平野綾──ハイパーボリックなキャラクターと戯れて/町口哲生
第13章 広橋涼&中原麻衣──〈ソラッカボイス〉と〈オタオタボイス〉/小森健太朗
第14章 喜多村英梨──数奇な運命と二つの傑作/夏葉薫
第15章 花澤香菜──三次的な声の文化におけるミューズ/町口哲生
第16章 井上麻里奈──井上麻里奈と〈空気系〉作品群の相性/小森健太朗
第17章 悠木碧──役を作らずして作るの境地/小森健太朗
第18章 阿澄佳奈──聖と魔が交錯するところ/小森健太朗
第19章 スフィア──声優ユニットの謎/夏葉薫
第20章 艦これ声優論──声の宝物庫(シソーラス)としての『艦これ』/深水黎一郎
あとがき 宮村優子論から声優論へ/遊井かなめ

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