さえづちの眼
作者 |
澤村伊智
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ジャンル |
文庫 |
JAN/ISBN |
9784041117361 |
出版社
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KADOKAWA/角川書店
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レーベル
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角川ホラー文庫
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発売日 | 2023-03-22 |
価格
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836円(本体760円)
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ポイント3%(25ポイント)
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内容紹介
長編『ばくうどの悪夢』も絶好調! 比嘉姉妹シリーズ初の中篇集。
◆あの日の光は今も
1981年に大阪府東区巴杵町で2人の少年がUFOを目撃した、巴杵池(はぎねいけ)事件。
母とともに小さな旅館を営む昌輝は、かつてUFOを目撃した少年のうちの一人だった。
事件も遠い記憶になり始めたころ、湯水と名乗るライターが事件の記事を書きたいと旅館を訪ねてくる。
昌輝は湯水と宿泊客であるゆかりに向けて、あの日何が起こったかを語り始めるが――。
◆母と
真琴のもとにずぶ濡れの状態で助けを求めにやってきた杏という少女。
彼女が暮らす民間の更生施設・鎌田ハウスに「ナニカ」が入り込み、乗っ取られ、結果的に住人たちがおかしくなってしまったらしい。
そして杏自身もまた、怪異の詳細を話そうとしたところで様子がおかしくなってしまった。
杏を救うために真琴と野崎は、埼玉県にある鎌田ハウスへと向かうが……。