准教授・高槻彰良の推察(9) 境界に立つもの

准教授・高槻彰良の推察(9) 境界に立つもの
作者 澤村御影
イラスト 鈴木次郎
ジャンル 文庫
JAN/ISBN 9784041129517
出版社 KADOKAWA/角川書店
レーベル 角川文庫
発売日2023-03-20
価格 748円(本体680円)
カテゴリ ライトノベル  
通常便:お取り寄せ
ゆうパケット:お取り寄せ
販売価格
748 (本体680)
ポイント3%(22ポイント)
カート確認

内容紹介

4月。尚哉は3年生に進級し、友人の難波と共に晴れて高槻ゼミの一員となった。
尚哉と難波は、初回ゼミのあと、数少ない男子学生どうし5人で仲良くなり、学期中に行われるグループでの研究発表を一緒にやろうと話す。
動画サイトで話題の「幽霊トンネル」を題材にしようと取材に赴くが、帰り際、尚哉は耳元で「どうして」という女の声を聞き――!?(「第一章 トンネルの中には」)

高槻が講義で、口裂け女やかまいたちといった「鎌」が絡む怪異について話したところ、大学の演劇サークルの代表から相談が。
先日、夜道を一緒に歩いていた次の舞台の主演女優の髪が、まるでかまいたちの仕業かのように、ばっさりと切られてしまったのだという。
高槻と尚哉は調査のため、サークルを訪れる。部員に一通り聞き込みをし、いざ帰ろうとした瞬間、高槻の従弟・優斗から着信が。なんと、高槻の父が刺され、病院に運ばれたという。
一緒に病院へ行こうと言う優斗に、高槻は「僕は行かない方がいいと思う」と呟き……。(「第二章 黒髪の女」)

高槻から「難波くんと何かあった?」と聞かれた尚哉。実はある理由で、難波との関係がぎくしゃくしているのだ。
悶々とする尚哉に高槻は「気分転換に旅行に行こう」と提案。運転免許を取り終わった尚哉の練習も兼ねて、桜を見に箱根に行こうという。
しかし宿の従業員から、桜の隠れ名所である、旅館の向かいにある山には鬼が出る、と言われ――?(「第三章 桜の鬼」)

己の「耳」の、己の「過去」の謎と向き合うふたりに、異界の魔の手が迫る――?
高槻をマークしている警視庁捜査一課・異質事件捜査係(通称:異捜)の動きも不穏さを増し……!?
高槻と尚哉、それぞれに試練が訪れる、目が離せないシリーズ第9弾!


イラスト/鈴木次郎

同一作者の関連する作品 (最大20件)

准教授・高槻彰良の推察(10)
准教授・高槻彰良の推察(6)
准教授・高槻彰良の推察 ファンブック
准教授・高槻彰良の推察EX2
准教授・高槻彰良の推察(5)
准教授・高槻彰良の推察(8) 呪いの向こう側
准教授・高槻彰良の推察(4)
准教授・高槻彰良の推察(7) 語りの底に眠るもの
准教授・高槻彰良の推察(3)
准教授・高槻彰良の推察(2)
准教授・高槻彰良の推察EX
准教授・高槻彰良の推察(6) 鏡がうつす影
准教授・高槻彰良の推察(1)
准教授・高槻彰良の推察 (5) 生者は語り死者は踊る

このページのURL