セントールの悩み(1)
作者 |
村山慶
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784199502743 |
出版社
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徳間書店
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レーベル
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リュウコミックス
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発売日 | 2011-11-30 |
価格
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649円(本体590円)
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カテゴリ |
青年
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内容紹介
「君原姫乃」……クラスメイトの誰よりも胸と身体がちょっとだけ大きくて、ちょっとだけ気がちっちゃな女子高生。ふわふわの栗色ロングヘアーに、誰からも好かれるほのぼのとした人柄と、誰もが羨む美貌を備えた女の子。仲良しの友人達と勉強にスポーツに、そして恋の悩みに花を咲かせるそんな彼女ですが、実は彼女の正体(?)はケンタウルスだったのです……。
コメント
ヒロイン・姫乃が属する「人馬(ケンタウルス)族」を筆頭に、「翼人」「竜人」「角人」etc.の所謂”亜人”が当たり前のように日常を闊歩する世界を舞台に、極々”普通の女子高生”をしている彼女達の極々”平凡な生活”を切り抜いた、著者・村山慶氏が送る現代ファンタジー作品第1巻が発売です。舞台設定の説明を一切廃した、読み手にとっての”非日常”である日常が物語冒頭から展開されるストーリーは非常に異色でありながらも、物語の進行に伴い作品世界への理解が深まりゆくその内容は読み手の想像力と探究心を刺激するに必要十分な条件を満たしており、”作品世界を読み解く”楽しみを味わせてくれるその読後感が中毒的であると形容をしたい本作品なのです。正直、登場人物が亜人である以外は、極々普通な女子高生が極々普通な日常を謳歌している内容なだけなんですが、それだけの内容に読み手を作品世界へと惹き込む魅力を内包させた著者の高いセンスには感服の一言。勿論、「姫」の可愛くて保護欲を刺激する性格とグラマラスな容姿とにケモナーの血をたぎらせてハァハァするも良し、そして、作品中には一切登場しない”人間”の存在について想像を巡らせる良しの、様々な視点から作品世界を楽しめる内容が80年代の創作SF系漫画を彷彿させる(個人的意見)、担当個人的にも今後注目をしてゆきたいオススメの著者作品なのですよー。
コメント:渡邉
11/29UP