XIII番の魔符詠姫

作者	手島史詞
イラスト	桐野霞
ジャンル	文庫
JAN/ISBN	9784758042987
出版社	一迅社
レーベル	一迅社文庫
発売日	2012-02-18
価格	701円(本体638円)
カテゴリ	ライトノベル

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内容紹介

世界が終わる刹那、謎の現象で平行世界への転移していたキリクとその妹シエラは。常人にはあり得ない霧を操る異能の力を手にすると同時に、他人から血を吸わねば生きられない体質となってしまっていた。生きるために、夜な夜な霧を操り血液を集めるキリク。そんな彼の前に現れたのは、巷で続出する吸血鬼を追う現代の魔術師。XIII番目の魔符詠姫となったばかりの紅葉だった。お互いを敵と知らぬまま出逢った二人だが、紅葉はキリクの正体に気づかずその人柄を気に入って自分の助手に任命してしまうのだが、キリクはいつ正体がバレるのかと気が気でなく……。手島史詞が贈る伝奇ラブコメ最新作、ついに登場!

ちょっと天然で、ちょっと天然で、ちょっと天然で……。天然でしかありえないニューヒロインお嬢様・紅葉さんが大鎌を振り回し、魔を討つ。天然ヒロインと生きるために人を襲い血を吸う吸血鬼主人公が出逢い惹かれ合う。手島史詞氏の新シリーズ発売となりました。タロットを使う魔法少女と吸血鬼のバトル、ファンタジーと謎を散りばめて最後に集束させていく巧い作品となっています。紅葉にシエラ、マコトと魅力ある女性陣に萌えるのもよし。この先も期待できる1巻となっています。