FLIPFLOPs先生 インタビュー (2015/03/05)
キャラ萌えからファンタジーにバトルものなど、色々な作品を手がけているFLIPFLOPs先生。今回はFLIPFLOPs名義で描いている高畑ゆき先生とぎんこ先生お二人に質問に答えて頂きました。
──ペンネームの由来は?
【ぎんこ】銀杏を意味する英語(ginkgo)から。
【高畑】高畑ゆきは本名のアナグラム。共同筆名のFLIPFLOPsは語感が気に入っていたのと色んな意味があって意味深だったから。
──漫画家になろうと思ったきっかけは? またそれはいつ頃ですか?
【ぎんこ】コミケで同人誌を出していたら、現担当編集さんにメールで執筆依頼をもらいました。
──一番好きな小説・漫画などあればお教え下さい。
【ぎんこ】多すぎて一番は決められませんが、小説なら虐殺器官やマルドゥックスクランブルなどの日本SFが好きです。
【高畑】一番繰り返し読んだ漫画を上げるなら、能田達規先生の「がらくた屋まん太」と岩明均先生の「寄生獣」です。どちらも大好きな作品で、今まで百回以上繰り返し読んでいると思います。
──作画環境などお話しできる範囲で教えて頂ければお願いします。
【高畑】パソコンと液晶タブレットを使って、ネームからフルデジタルで作画しています。使用ソフトは漫画原稿もカラー原稿もSAIを使っています。
──「ダーウィンズゲーム」では初の男主人公のダークな殺人バトルになりました。これだけ変化した作品を描くきっかけがあれば教えてください。
【ぎんこ】元々、サスペンスやバトル物が好きだったので、ある意味原点回帰ですね。
【高畑】殺伐とした話やアクション物は好きだったので、特に自分のなかで変化があった訳では無いです。今回はやりたい事を好きにやろうぜ、といった感じです。
──この作品を描く上で苦労している所や注意している所などありますか?
【高畑】この作品ではグロテスクな描写が度々出て来るのですが、グロくなり過ぎない丁度いい塩梅になる様に気をつけてます。
──シュカは一番FLIPFLOPs先生の作品らしい女性キャラですが、描きやすい女性キャラ、描きにくい女性キャラは誰ですか?
【高畑】作画的に描きやすいのは女性キャラはスイですね。実はシュカは描くのに一番苦労しています。
──この作品はスキルが個性となっていますが、キャラクターとスキルの組み合わせで苦労したことなどありますか?
【ぎんこ】雪蘭の異能には悩みました。まだ秘密です。
──カナメは一番型に当てはまらず、変化しやすいスキル持ちですが、最初から考えられていたスキルだったのでしょうか?
【ぎんこ】ダーウィンズゲームの企画時から決めてました。
──一番好きなキャラは誰ですか?
【ぎんこ】サンセットレーベンズのメンバーは全員気に入ってます。
【高畑】あんまりキャラの好き嫌いは無いのですが。あえて上げるならリュージです。
──今までのバトルで一番好きな対決や一番大変だった対決はどれですか?
【ぎんこ】シュカとカナメの廃工場での対決は気に入ってます。
【高畑】4巻冒頭のカナメと花屋のバトルは雑誌掲載時はフルカラーで、作画的にはかなり大変でした。出来上がりは今でも気に入っています。
──お忙しい中ありがとうございました。最後に読者の皆様へ一言お願いいたします。
【ぎんこ】ダーウィンズゲームもとうとう6巻なんですが、お話はまだまだ続きます。今後とも応援よろしくお願いします!