アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭

アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭
作者 須賀しのぶ
イラスト 駒田絹
ジャンル 文庫
JAN/ISBN 9784086011365
出版社 集英社
レーベル コバルト文庫
発売日2008-03-01
価格 607円(本体552円)
カテゴリ ライトノベル  
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内容紹介

天使病と呼ばれるウイルスが人類を脅かし、天使病からアンゲルゼと呼ばれる生命体へ変貌し人類との戦いが続く世界。東京から離れた北東に浮かぶ神流島に一中と呼ばれる鴇川上中学に通う中二の天海陽菜がいた。幼くして両親を無くし、義母とも上手くいかず、幼い頃仲の良かった幼馴染み・基にも疎外されていた陽菜はクラスメイトに馴染めず、人の顔色を読みながら生活していた。息苦しい毎日で唯一幸せを感じる時は人の寄らない森で黄金に輝くマリアと出逢う事。そして、陽菜はそこで一人の少年と出会う。彼との出逢いが陽菜の運命を急速に変えていくことになる……。

コメント

まんが王倶楽部版「このラノベがすごい」2位! 敢えて言おう、これを読まないまま2008年を終えるということはありえないと! 毎年某ランキング本に絶望しているように、今年も「アンゲルゼ」が入っていないことに絶望しましたよ。なんとも言えない苛立ちと完結&Cobaltにて外伝掲載という区切りもありオススメupします。
今年の3月にスタートし、11月の4巻でシリーズが終了してしまうというスピード作品でありますが、発行ペースの早さに拘わらず、毎回涙させてくれた作品です。最初から最後まで主人公と壁を感じさせることがなく、 最後の締め方も見事。登場人物も無駄がない構成。名作である「流血女神伝」シリーズを描いていた須賀しのぶ氏の実力を改めて感じさせてくれたシリーズです。
自分を取り巻く環境が目まぐるしく変化し、翻弄される陽菜達。自分と世界に絶望し苦しむ陽菜。そして、家族と周りの人達と衝突しながら、愛されているということを知っていく感動。こんな絶望な世界でも人を愛することは凄いんだよ。と改めて伝えてくれる作品です。 そして、敷島、遥など魅力ある登場人物達のヒューマンドラマも涙を誘いますよ。死ではなく愛で涙させてくれた久しぶりの作品です

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