空ろの箱と零のマリア(2)
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内容紹介
「どんなに時を経ても、お前の側にいる」
──終わりの見えない繰り返しの日々の果てに、言葉通り新入生として再び星野一輝のもとに現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かなかった。一輝の周辺で不思議な事が起き始めたのだ。
送った記憶のないメール、勝手に動く体、「自分ではない自分」が引き起こす孤立、見せつけられた死体。そして、携帯電話に残されたボイスフォルダの宣戦布告──
『ボクはアンタを壊す。アンタが大切にしているものを全部壊す。"箱"を手にしたボクは、アンタから全てを奪える』。
"所有者"が一輝に向ける<悪意の理由>と<願い>とは……?
御影瑛路が贈るシリーズ第二弾、登場。
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