内容紹介

県内有数の全寮制お嬢様学校である私立乙姫女学園。女の園である女学園で学園長の息子の御前崎歐二は唯一の男子学生として通っていた。学園長の息子という立場を利用し、例外中の例外として通う歐二はトイレ、更衣室で盗撮に廊下でのスカート下の撮影などやりたい放題の変態行為を繰り返していた。見た目は悪くはないが変態行為で女生徒達から避けられている歐二はある日学園長から来年度から甲子園を目指せる男子学生を入学させることと、チアリーディング部の設立を告げられる。白羽の矢を立てられた幼馴染みので生徒会長であるいつきと共に部員を集めようとするのだが、歐二をに反目するいつきと上手く行かず……。そして、歐二の楽園は終わってしまうのか? 汗を流して爽やかにとはいかないチアリーディングストーリー。

スカートが捲れパンツが見えたり、和風トイレでパンツを下ろしていたり、
「別にチアガールの格好をしてみたくなったんじゃないからね。」とかツンデレされたり、用意された水着がローレグだったり、和服しか着たことのない教師にチアコスを着させたりと……光永康則先生わかっているじゃないか! 一発直接的なエロいものを見させるのではなく、このシチュエーションと微エロを積み重ねることにより悶々とさせてくれる展開がたまりませんよ。やたらとお尻から下の位置でのカメラ目線で描かれていたりとパンツ天国でもあるこの作品。最低男が主人公でチアリーディングの部員を探すストーリーだが、変態男が探すとなるとまともな探し方をするわけがない。歐二が変態的な視点で部員を集めていくこのおバカ展開も見逃せません。それにしてもトイレにカメラをしかけ、廊下でパンツを撮影し、パンツ画像を掲示板に貼るとか普通ここまでしたらクズとまでに嫌われるはずが、変態王子としてちょっと避けられるだけとか俺もそんな男になりたい……。チアリーディングってこんなにエロいのかと再認識されてくれるだけにうまく1巻でまとめてしまっていて惜しすぎて続編を切望したくなる作品ですよ。