瑠璃垣夜子の遺言(1)

内容紹介

瑠璃垣夜子14歳。瑠璃垣龍一郎17歳。仲のいい兄妹は一人の少女・雷花を殺したという誰にも言えない秘密を抱えていた。誰にも知られずに、誰も疑うことなく7年を過ぎた春、夜子は兄宛てに雷花の簪が贈られてきたのを見つけてしまう。自分を守るために罪を背負った兄を守るため、夜子は簪の贈り主を捜し出し、殺害しようと誓うのだが……

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「となりのランドセルw(1)」でここにありと人気の高さを知らしめた宮下未紀氏の新作は氏の作品では今までにないクライムサイコサスペンス作品となりました。 人を殺した過去を隠し続けた少女が、自分の過去を知る人物を見つけだし殺そうとする。これなら単なるサスペンス作品ですが、これに主人公しか見えない幽霊という要素を加え、今までにない作品となりました。宮下未紀キャラの可愛い素顔に反して、心に闇を抱える少女達が、どれだけ残虐でそしてどれだけ非情になれるのか。そして幽霊の秘密とは?ブレイドコミックスでは珍しいジャンルゆえに期待がもてるシリーズ開幕です。

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かつて兄は夜子のために一人の少女・雷花を完全犯罪で殺害する。しかし兄の17歳の誕生日に死んだはずの少女雷花の簪が送られてきた。そんな時に夜子にしか見えない,雷花そっくりの幽霊・風花が現れる夜子は平穏な日常を守るために簪の送り主を殺害することを決意する・・・というのが大まかなあらすじ。結構可愛い女の子たくさん出てくるのですが、黒い内面をこれでもかっていう具合に見せつけてくるのでかなりエグいです。そういう女の子たちのサスペンスが好きな方にはたまらない1冊・・・かも?
コメント:けだ