兎の角(3)

兎の角(3)
作者 睦月のぞみ
ジャンル コミック
JAN/ISBN 9784047286320
出版社 KADOKAWA/エンターブレイン
レーベル ビームコミックス
発売日2013-01-15
価格 748円(本体680円)
カテゴリ 青年  
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内容紹介

がっかり美女・天沢イズミと、女装美男子・真白アヤの退魔劇『兎の角』、シリーズ最終巻。通常よりもどっぷりと厚い全256ページ構成で贈る3巻では、ハレンチな霊やら大暴れする霊やら、もう大混乱! 物語としては真白アヤの姉、真白サヤが登場。真白家の因縁を解き晴らすべくドラマを進めていきます。ということは? アヤがふたたび男の子に戻る日も近いのか!? 大注目の第3巻!

コメント

終わってみればバカップル。結局最後はバカップル。掲載誌「Fellows!」にて大好評の内に大団円を迎えた、新感覚退魔“ラブ”コメディ『兎の角』の完結巻が発売です! 退魔事務所採用試験に失敗すれば即“変態所長・シズルのダッチワイフ”の危機を無事に(?)乗り越え、晴れて(?)アヤとの同居生活を認められた天沢イズミの新生活が遂にスタート!……なのですが、今ではすっかり“お色気担当”キャラが板についた天沢さんは、その100点ボディを読者の為に晒されるハメに……。浮遊霊に身体を奪われビキニ姿にされるわ、妖魔の前で誤って爆乳おっぱいを披露してしまうわ、意味のない見開き×3=6ページに渡るヘソ出しバジャマ寝姿を何故か描かれるわ(多分著者の趣味)、etc.etc.……。正直本作品の半分は天沢さんの可愛さでできています。そして、ラストエピソードでは囚われの身であったイズミを救い出してくれたアヤ自身が、“真白家の呪縛”に囚われていた“籠の鳥”であったと云うプロローグとは逆の構図を描く事で、アヤとイズミの関係を貸し借りのない完全に対等たる恋人同士へと引き上げた構成は見事の一言! アヤの深層に眠る自分の“性別トラウマ”を取り払い、“女の友情”では無く“一人の男性”としてイズミに恋をしたアヤの想いを納得の行く形で結実させた、悶絶度120%の告白シーンには是非ともご一読を願いたい訳なのですよ! 陰鬱な設定も、物語の本筋を貫くシリアスなストーリーも、全てをギャグとコメディのオブラートに包み込んで終始明るい内容で進めながらも伏線はちゃっかりと回収する、著者・睦月のぞみ氏のストーリーテラーとしての本領が遺憾なく発揮された作品であり、その可愛い絵柄とエッチな肢体描写を駆使して描かれたサービスシーンとラブコメ描写に最後まで悶絶をさせて頂いた退魔ラブコメ漫画の傑作として評価をしたい、担当個人的にも大満足の本作品なのでした! オススメですよっ!
コメント:渡邉 1/14UP

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