クラッキング・ウィザード

内容紹介

天空都市《ヴァラスキャルヴ》の一画で探偵を営む主人公・ヴァルは《鋭奪ノ魔人(クラッキング・ウィザード)》の異名を持つ天才的グラムハッカー(魔術探偵)。そんな彼の元に魔術器具会社の社長令嬢エーレフォーアがやってきて、母の形見である腕輪の奪還を依頼する。超おてんばな彼女にてこずりながら仲間の情報屋やハッカーの力を借りて腕輪のありかを突き止めるが、その裏にはある人物の黒い思惑が……。ライトノベル紙面では初となるAR技術の導入でヒロインが飛び出す!

コメント

高度に発達した科学は魔法と区別がつかないなんて文句がありますが、この小説は高度に発達した魔術が今の2013年のような文明を作っている世界観です。いわば2000年代の魔法文明! 神と巨人の最終戦争から逃れた人間が作った天空都市を舞台に、魔力でつくられたネットワークを利用し外法、すなわちハッキングを行うことを生業とする探偵の主人公と、母の形見を取り返すため彼に依頼してきた元社長令嬢の物語。……嘘は書いてなんだけど改めて社長令嬢って書くと違和感あるなあの娘。キャラ説明に野生児系武人と書かれちゃう残念系お嬢様だしなぁ。まぁ、エキセントリックないいキャラなんですけどね。そうそうこの小説、アンドロイドアプリを使ったちょっとしたおまけがあるんでスマホお持ちの方は試してみてくださいな。
コメント:復活のライトノベル売り