すみっこプリマ U-15(2)

内容紹介

イジメによってバレエを断念し転校を余儀無くされたカミシモ・ボタンだが、転校先で入部した女子フットサル部での仲間たちとの交流により、持ち前の明るさを取り戻す。娘の笑顔に安堵する母・サクラだが、バレリーナとして自分の跡を継いでもらえない寂しさも感じていた。そんなある日、所属するバレエ団からボタンを特待生として復帰させる話が持ち上がる。まだ中学生のボタンに迫る人生の岐路…。彼女の下した決断とは、爽快青春物語、感動の決着!!

コメント

女子中学生によるフットサル青春群像劇、ここに完結!仲間との出会いやフットサルの楽しさに触れ、過去を吹っ切ったかに思えた主人公ボタンでしたが、才能があっただけに、本人はもとより、周囲の未練というものはなかなか断ち切れてはいなかったんですね。周囲からの期待と、新しく出来た友達を失うというかも知れないという不安、そしてもう一度夢を追いかけたいという気持ちの中で葛藤するボタン。その中で、彼女がどんな選択をするのかはご自身でお確かめ下さい。友情って素晴らしい!ところで、二巻に入ってからタンゴちゃんの筋肉フェチ設定が鳴りを潜めているのは何故なんだ・・・。
コメント:エリゴススキー