会社をクビになった。絶望……無理つらい……! 悔しさと情けなさで泣きながらソファに倒れこむと、なんと異世界転移。意味わかんない。でも目の前に素晴らしい白の毛並みがあったので埋もれておく。<オイ>「うるさーい。私のベッドになっててよ」……寝ぼけながら文句をつけたコレ、冬魔狼フェンリルだったよ!? でも気に入られたみたい。なぜ。加護で見た目も銀髪超美人になった。なんだこれ。<愛娘よ>そう呼ばれて、甘やかされる。……私は……お礼にこの世界に癒しの冬を呼ぶことにした。そんな、異世界での物語。