鉄風(8)
作者 |
太田モアレ
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784063880915 |
出版社
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講談社
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レーベル
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アフタヌーンKC
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発売日 | 2015-10-07 |
価格
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660円(本体600円)
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カテゴリ |
青年
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ポイント3%(20ポイント)
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内容紹介
馬渡ゆず子と戦うために、新人枠選抜トーナメントに出場した石堂夏央。強敵、難敵を乗り越えて、決勝進出を決めた夏央とゆず子。ついに対峙する天才と怪物、二人の女子高生。「私は充実している人間を許さない!」女子バトルコミック、ここに完結!
コメント
開幕からアレにも程がある扉絵と話タイトルで始まる最終巻。もちろん描かれるのは夏生とゆず子の決戦。最初の邂逅と同じ攻撃を交わして、同じやり取りで始まる因縁の戦い。果たしてその決着は……おっとこの先は本でな。
結構似た者同士にも見える夏生とゆず子ですが、あれで案外『どうにもならないこと』にいっぱい直面してきた夏生と、そんなものに気付きもせずひたすら突っ走るゆず子。やっぱりどう見てもゆず子のほうが主人公らしいですが、そういう『主人公らしさというおかしさ』に真正面から文句を言うために、夏生はこういう人物だったのでしょう。実際、現実でこの二人のような人が、この二人みたいな振る舞いをしたら、夏生のような境遇になるでしょう。なのになぜか上手く行ってしまっている(というか、上手く行ってない部分には一切目もくれない)ゆず子。そりゃ気に食わないよね。だからやっぱり、夏生はそれにふさわしく主人公であったのだと思います。性格悪いけど。