たび重なる戦争や環境破壊の影響で、地表の大部分が水没した未来の地球。汚染された水を浄化する力のある「スプリングスノー」の森には妖精が集まると聞かされて育った土岐遠一騎は、祭の夜に聖なる森へと忍び込んだ。目的の妖精は見つからず、がっかりする結果になったが、代わりにキャロラインと名乗る美しい女性と出会うことができた。妖精の話を興味深く聞いてくれたキャロラインが、祭で聖なる舞を踊る「エルディス・ベルティナ」であることを知った一騎は、従姉妹のカスミも通う、聖ベルティナ学院への編入を決意する。キャロラインが妖精のことを知っているように感じたのだ。編入試験に合格し、学院へ通うこととなった一騎は、船着き場でキャロラインそっくりの少女エルステリアと知り合った。キャロラインの妹だという彼女とクラスメイトとなり、妖精との出会いを夢見る一騎の、新しい学院生活が始まった!
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