【内容紹介】

美琴が「他人の夢を見るカード」を使って見た夢--その中に出てきた少女。その少女は実は……。

【週間オススメコメント】

12巻にもなってもはやオススメする必要があるのかと言われてしまえばそうだが、あえてオススメさせていただこう。べ、別に他にオススメする作品が見たらなかったとか、美琴が食蜂のオッパイを揉むシーンのインパクトが凄かったとか、そんな理由じゃないですよ。ホント。
なんと言っても、原作では脇キャラがしっかり活躍できるのが楽しめるというのがスピンオフ作品の魅力の一つ。あまりにも活躍すぎたり、原作の主人公の登場がなくて原作ってなんだっけとかなってしまいそうなのがコレ。タイトルに外伝って書いてあるから忘れるわけないだろ。とかそんな野暮なツッコミするんじゃないですよ。
そして女の子だらけなのに不自然さがないのが見事。女の子同士の友情に、友情による戦い。百合作品でないが、百合好きも楽しめる作品ですね。女の子が女の子のオッパイを揉む……。すばらしっ!

【内容紹介】

不死身の杉元。新撰組、鬼の副長・土方。ついに出遭ってしまった…二人。手を組むのか? 殺し合うのか? 『金塊』を巡る闘争は新たな局面へ…!!? そして、ついに…ついに表紙を飾った脱獄王・白石の過去の「恋」と「脱獄」の駆け引き、脱獄浪漫編も収録。枠にも檻にも収まらぬ! 面白さ常識外れな第9巻!!!!!!!!

【週間オススメコメント】

二桁巻を目前にしてついに表紙を勝ち取った、だ……だっぷ……脱獄王シライシさんの、かつての恋という、どう……どうでも……胸が高鳴るエピソードも盛り込みつつ「ゴールデンカムイ」第9巻です。年4冊という刊行ペース以上に展開もスピーディ。
強敵感がものすごかった尾形&牛山コンビと呉越同舟に鍋を囲んだりし始めた杉本一行。アシリパさんにはどうにも弱い牛山さんも、クールに我が道を行く感じがなんかツンデレっぽい尾形さんもどっちも可愛い。いやあこの作品は萌えキャラの宝庫だなあ(達観)。一方で杉本さんのおっかないトコも久々に見れたりして、なかなか安心させてくれない展開です。え、シライシはどうしたって? どうしてたっけ。

【内容紹介】

現代日本から剣と魔法の異世界へと召喚された向田剛志。どんな大冒険が待っているのかと思えば、実はムコーダは「勇者召喚」に巻き込まれただけの一般人だった!　そんなムコーダの初期ステータスは正規の勇者(3人もいる!)に比べてかなりしょぼい……。さらにムコーダたちを召喚した王国がうさん臭く、「あ、これ勇者を利用しようとするやつだ」と察して一人城を出るムコーダ。この異世界でムコーダが唯一頼りにできるのは固有スキル『ネットスーパー』――現代の商品を異世界に取り寄せられるというものだけ。戦闘には向かないが、うまく使えば生活には困らないかも? と軽く考えていたムコーダだったが――?　実はこのスキルで取り寄せた現代の「食品」を食べるととんでもない効果を発揮してしまうことが発覚!　さらに、異世界の食べ物に釣られてとんでもない連中が集まってきて……!? 「小説家になろう」年間1位のとんでも異世界冒険譚、ついに登場!

【オススメコメント】

勇者とされ召喚されつつも、実はおまけで召喚というか近くにいて巻き込まれただけの向田さん。早々に本編より離脱。何故か異世界にも届くスキル「ネットショッピング」を活用して、伝説の魔獣を手なづけ、神様に貢ぎ物をし、特に世界を救う理由もなく、ダラダラと旅して過ごす。なんといいますか、こうネット小説らしい?小説です。夜に読むと飯テロされるとことか。不満があるとすればヒロイン枠が残念な女神かスライムの二択なとこ。スイ、かわいいよ。

【内容紹介】

『AKB49~恋愛禁止条例~』の宮島礼吏、最新作!! 江戸時代、異形の化け物“もののて”の噂が飛び交う中山道街道筋。旅の娘・おこたは左右の手が逆についた奇妙な“逆手”の男・皆焼と出会うのだが…。斬新忍活劇!

剣を握れば、刀を纏った獣の如し!!江戸時代、異形の化け物“もののて”の噂が飛び交う中山道街道筋。旅の娘・おこたは左右の手が逆についた奇妙な“逆手”の男・皆焼と出会う━━。泰平の世の忍たちは日々働いていた! 世知辛くも壮大な“江戸忍稼業”堂々開幕!!

【週間オススメコメント】

企画モノの皮を被った王道青春ストーリーだった「AKB49～恋愛禁止条例～」を世に送り出した宮島礼吏先生が、自らの企画にて描く物語。その中身は、やっぱり王道で熱い物語でした。舞台は江戸時代、主人公は忍びと設定はガラッと変わりましたが、小気味良い台詞回しに派手なアクションは健在です。そして舞台が違ってもやっぱりお仕事の世知辛さはあるようで……まあ忍びっつってもそりゃお仕事には違いないですな。リアリスト気取りでも人の良い皆焼さんカッコイイです。第1巻とあってまだまだ物語の触りという感じですが、筆の速さは疑うまでもない宮島先生のこと。このテンポなら気になる先の展開へバンバン進んでくれることでしょう。