【内容紹介】

男子高校生と女子小学生、老人と青年、新人OLとアラフィフOL。年の差から生まれる想い、感情、そして繋がりに、人は自分の過去と未来を視る。オムニバス形式で紡がれる3つの物語、始まりの第1巻。

【週間オススメコメント】

女性向けレーベルというのは時々男性でも楽しめる作品が湧いてくるから目が離せない。 itCOMICSレーベルも同様で今回のオススメ作品もそんな作品です。
完結していないのに1,2巻同時発売という珍しい発売となりましたが、その中身が面白い。1冊に3組の物語が1話ずつ掲載。2巻ではその3組の数年後の話が掲載。 3組の年をとっていきながら変化していく関係を描いています。 年の差恋愛や思い人を亡くした2人の男や年の差離れたOLの話など、1巻でハッピーエンドや上手くまとまったなと思ったら2巻では……と1巻で終わっていれば良かったのにと思わせくる切ない話が展開。人の立場や感情を上手く描いている作品で 切ない話大好きな人は是非とも読んで欲しい作品です。

【内容紹介】

大好物は既知の外。SFサバイバル漂流記!

西暦2030年。テレポーターが開発され、月にさえ一瞬で行けるようになった時代。
四ツ谷正宗ら一行は、テレポーターの開発者である正宗の兄・十三に呼び出される。
彼らはそこで“未知の惑星"に繋がる入り口へと誘われ……。
被害者4人と愉快犯1人の、地球外サバイバル漂流記。

【週間オススメコメント】

今、クズ系男子が熱い! 某サモナーくんのヒットに見るように、今この時代が求めているのはクソ野郎! ……か、どうかは分かりませんが、本作の主人公たる十三さんはつまりまあそういうアレです。基地の外です。アレです。こういうやつに限って頭が異様に良かったりするんだまったく。
近未来を舞台に、地球外漂流コメディといった感じのサバイバルな世界観が展開される本作。ただしサバイバルの原因はひとえに十三さん。圧倒的な頭脳をひたすら嫌がらせのみに費やしていく全力のクズ。でもこの人の知識がないと遭難死待ったなしの極限状況。そして、命の危機すらも嫌がらせのために利用する堂に入ったクズっぷり。ああこれアレだ、レベルEの王子だ! という感じで、アレが好きな方なら大いにハマれること間違い無しの嫌がらせコメディ(良いのかなジャンルこれで)。どうしても良い人にしかなれない政宗くんに、黒尽くめだけどなんかエロい妹、バカとヘタレ、いっとうキモい謎生物にやたら綿密な背景など、とにかく独特の味わいが素晴らしい一作です。

【内容紹介】

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。 　そう――表向きは。 　本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。《存在しない“第86区”》。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜《有人の無人機として》戦い続けていた――。 　死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遥か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官(ハンドラー)”となった少女・レーナ。 　二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる――!

【週間オススメコメント】

最近はこれだという直感に来るのがなかったんですが、今回は気になったのがあったのでひさびさに電撃小説大賞の小説買いました。それがこれ。ジャンル的にはディストピア系のSFでしょうか。帝国によって生み出された無人兵器によって脅かされている共和国が生み出した有人搭乗式無人兵器。そう、共和国においては白人でなければ人間ではない。ならば、白人以外の有色人種対、通称86達が乗って動かすならそれは無人兵器。そして理屈上は人的損害のない歪みが生まれ、86たちは従軍の任期が明けて市民権を得る日まで戦い続ける。うむ、良いディストピア具合です。

【内容紹介】

可愛すぎて話題騒然! “うちの娘”を愛でるアットホームファンタジー!

その戦闘技術と判断力を武器に、若くして近隣にその名を轟かする冒険者の青年デイル。とある依頼で深い森の中を訪れた彼は、そこでガリガリに痩せ細った幼き魔人族の少女と出逢い、彼女の保護者になる決意をする! 出会った当初は薄汚れ、言葉もたどたどしかったラティナだが、デイルやその友人たちにより、その可愛さを取り戻し……! 日々成長する“うちの娘”を見守るアットホームファンタジー! 待望のコミカライズ1巻!!

【週間オススメコメント】

コミカライズ版が発売したと思ったら速攻で売り切れたりしてた本作。やはり可愛いは正義……ラティナちゃんかわいいかわいい。魔法があって魔族もいて冒険者がたむろしてたりするハイファンタジー世界観も魅力的ですが、やはり可愛さこそ本作のキモ。とにかくひたすらラティナちゃんの可愛さを描き出す事に注力した一作として、読む側も全力で娘さんを愛でるようにしなければいけませんね。ああかわいいかわいい。なんかかわいいしか言ってませんが、いいんですそれで。