こはるの日々(3)

こはるの日々(3)
作者 大城ようこう
ジャンル コミック
JAN/ISBN 9784063878059
出版社 講談社
レーベル アフタヌーンKC
発売日2012-02-07
価格 618円(本体562円)
カテゴリ 青年  
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内容紹介

艱難辛苦を乗り越えて晴れて(?)恋人同士となった「鳥居晃」と「睦月こはる」の前に現れた、「晃」の幼馴染みの中学生「笹ヶ瀬美香」。強く慕っていた「晃」に出来た”恋人”の存在にショックを受けながらも彼女は渋々二人の仲を認めるが、嫉妬に駆られた故の些細なイタズラに”異常な反応”を示す「こはる」の態度に違和感を覚えた「美香」は「こはる」への警戒心を増してゆく。そして、「美香」を”恋のライバル”と認識した「こはる」の”強い想い”は次第に暴走を始め、遂には「美香」も「こはる」の凶気の一端に触れる事となるのであった……。

コメント

ようやく「晃」と「こはる」が恋人関係になれたと思いきや、「こはる」の”異常”さを知らぬ新キャラクター「美香」の登場で、「こはる」の眠っていた凶気が再び頭をもたげ始めしまう、”ピュアラブ”ストーリー作品「こはるの日々」第3巻が発売! 異常とも云える「こはる」の想いを全て受け入れた「晃」の決意を”自己犠牲”と採るか”無限の愛”と採るかで印象が180度変わる、本巻で繰り広げられる背筋も凍るようなエピソード群のインパクトは凄まじく、読み手の気持ちを代弁した発言を容赦無く「こはる」に浴びせる「美香」の登場によって「こはる」の精神が揺らいでゆく姿を追ったストーリー描写は、紛れも無い恐怖を味わえる事請け合いと断言しちゃいます………。「晃」の靴先を踏みつけながら届かぬ彼の唇まで背伸びをする「こはる」のいじらしさ、自分の行動原理に則り目的の為ならば脇目もふらず一直線に突き進む「こはる」の盲目さ、そして、自分の行為が他人に及ぼした結果を考慮・判別する事が出来ない「こはる」の欠如した客観性………そんな「他人を思いやる」配慮に欠けた彼女の独占欲に支配された言動の数々が、遂にはこれまで二人の仲を応援していた友人二人までをも恐怖に陥らせてしまうに至る、怒涛の展開は正に必見の一言! さて、「美香」の登場が「晃」にとって吉と出るか凶と出るか、恐怖に震えながらも今後の展開から目が離せない、あらゆる意味での”身悶え”を体感出来る担当一押しのオススメラブストーリー単行本なのです!
コメント:渡邉 2/6UP

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