【内容紹介】
漫画家を志し上京をした主人公「相原実」は、持ち込み先の担当編集者から人気格闘漫画家「高倉健二」の住み込みアシスタントを打診される。憬れであり目標でもある作家のアシストが出来るとあって実は二つ返事で承諾をするが、喜び勇んで向かった仕事場で彼を出迎えたのは、登った木から下りられずに半ベソをかく小さな小さな女の子だった……。「瀬貝いちこ」……実と同じ20歳にして人気漫画家「高倉健二」の中の人。でも見た目は中学生………。そんな実といちこの出逢いから始まる漫画家青春ラブコメディ第1巻!
【オススメコメント】
漫画製作現場の内情(?)と売れっ子漫画家と主人公との恋愛模様を描いた、此ノ木よしる氏初単行本が登場です。実は同い年のちっちゃな女の子だった「高倉健二=瀬貝いちこ」のワガママに振り回されながらも漫画家になる夢を追い続ける、主人公「相原実」のアシスタント生活を綴った本作品。「実」のあらゆる言動に一喜一憂する「いちこ」の姿が微笑ましく、読み手の胸をキュンと撃つエピソードの連続で畳み掛けたラブコメストーリーはツンデレヒロイン好きのマストアイテムと断言しても良いかもかも。感情の起伏が激しい「いちこ」の極端なツンデレ性格は非常に印象的で、テンポの良いストーリー展開と共に目まぐるしく変わる彼女の姿を追うだけでも楽しいスピーディーな内容が新鮮な読後感を読み手に与えてくれる事受け合いなのです。著者・此ノ木よしる氏の描くぷにっとした絵柄も非常に可愛く魅力的で、着地点の予想できないストーリーの楽しさと、兎にも角にも愛らしくて仕方がないヒロイン「いちこ」のキャラクターと恋模様から目が離せないオススメの単行本です。是非是非~
コメント:渡邉
1/6UP