【内容紹介】
プラハに到着したヤン・ジシュカ率いるフス派ターボル軍はプラハを降伏させようとしていた十字軍10万に開戦を宣言する。ターボル軍は僅か2千。圧倒的な不利な状況において、只一人ジシュカだけが勝利を確信していた。1420年7月13日歴史を変える戦いが始まる。
【オススメコメント】
狂気と信仰と死と破壊。圧倒される中世絵巻。
前作の印象で残虐さばかりに目が向いてしまいますが、この人の描く中世だけでも見る価値があると断言できましょう。
馬で駆ける騎士の存在感とその強さ。そしてその戦法を過去のものにしてしまった、マスケット銃と戦車を戦場に送り出しジシュカの戦術と見所がつまっている2巻です。実史を描いているということでフス戦争やその時代を調べたくなるほどの魅力ある作品です。
コメント:星野
5/10UP