【内容紹介】
桜ヶ森高校・社交ダンス部2年の春間ききは、姉のようなパートナー(女役)に憧れつつも、身長が高い自分に「合う役」であるリーダー(男役)を続けていた。
ある日、パートナーから突然ペアの解消を告げられたききは、1年生の鳥羽見みちるに「パートナーになってほしい」と持ちかける。しかし、小柄で華奢なみちるは「私はリーダーしかやらない」と一蹴。
ペアも決まらず、部活に行く気になれないききは、放課後一人で「やりたい役」であるパートナーとしてのダンスを踊る。それを見たみちるは、ききの手を取り、そのまま一緒に踊り出し…。
「社交ダンス」を通じて自分を見出す、少女たちの葛藤と青春の物語。
【オススメコメント】
社交ダンスという百合作品では珍しい題材ですが、二人がペアを組み時には意見をぶつけながら絆を深めていくというのはまさに百合!
繊細な線で描かれる女の子達。そしてコンプレックスや悩みを抱えながらも一歩ずつ踏み出していく姿はいいものです。