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つくみず 特集


少女終末旅行(3)

【ジャンル】コミック
【発売日】2016-02-09
【作者】つくみず
【出版社】新潮社
【価格】¥682
ゆうパケット可
通常便:2〜4営業日発送

【内容紹介】
今日も今日とて終末世界で旅を続けるチトとユーリ。廃墟をさまよいながら、ふたりはさまざまな体験や発見を重ねていく。そして、さらなる上層では驚くべき出会いが……!
【オススメコメント】
イシイさんの遺言(死んでない)に従い、さらなる探索を続けるチトとユーリ。パンっぽいのを焼いて食べたり、シャンパンっぽいので乾杯したりと割と楽しそうな一方で、本気で死にそうな危ない橋を渡ったりもしている二人です。チトちゃんはなんだかんだ言ってユーリのことが大好きみたいですねえゲヘヘ。
ちらほらと世界の真実っぽいことも描かれてきた第3巻ですが、二人の方は食事やら洗濯やら身の回りのことのほうが重要なようで、あまり真剣に向き合って真実に迫ろうとする様子はありません。でも、あてもなければ明日の保証もない時間を生きるには、そのくらいの気楽さが必要なのでしょうね。二人は色んなものを見ては、楽しそうに語らったりたまにケンカしたり、ごく自然体に日々を過ごしているようです。その辺を見ると「自分」というものは、他社との関係の中でこそ作られるもので、隣に誰かが居て初めて「自分らしい自分」でいられるのかも知れません。クールだけど意外と怖がりなチコ。脳天気だけど意外と頼りになるユーリ。二人の日常はまだまだ続くようです。
コメント:中村 2/8UP
【八王子店コメント】
ほぼ全ての生物が死に絶えた終末世界をさまよい歩く二人の少女の旅路を描いた長編作品の第3巻が発売! かつて人間達の生活を支えた機械群ですら朽ち果てる時を待つだけのオブジェと化した退廃的な世界観とは裏腹に、人生ケセラセラと云わんばかりに前向きな二人の姿がストーリーを明るく照らす、余りにも個性的な作風と可愛い絵柄との相性も抜群の担当一推し作品なのですよー!

少女終末旅行(2)

【ジャンル】コミック
【発売日】2015-07-09
【作者】つくみず  
【出版社】新潮社
【価格】¥682
ゆうパケット可
通常便:2〜4営業日発送
【内容紹介】
文明が崩壊した終末世界で旅を続けるチトとユーリ。都市の上層にたどり着いたふたりが、そこで目にしたものとは?
【オススメコメント】
世界は死んでも旅は続く。だって、生きているから。クールで器用でちょっと凶暴なチトと、脳天気で逞しくて食いしん坊のユーリ、ふたりの終末旅行はひとつ上の層までやって来ました。光があり、変なモニュメントがあり、でも、やっぱり生きてはいない世界。
気楽でのんきだけど、このふたりは1巻からずっと、一生懸命生きようとはしていないんですね。もちろん死にたいわけでもないのでしょうが、やってることは食料を探し、補給して、休めるところを探して、また探索の繰り返し。それは生きるというより、ただ死んでいないだけとでも言うかのような投げやりさもある。でも、それは人間の本質とも言えるかもしれません。何もかもが崩壊した世界では、夢を見るより、まだ見ぬ地を想うより、明日の食料こそが一番大事。まだ生きているんだから、もっと生きていようという感じ。それは諦めや絶望とは違っていて、命の根源の強さとか素晴らしさとか、そういうものすら感じられます。
でもきっと、それは彼女たちが『ふたり』だからなのでしょう。2巻でも出てくる彼女たち以外の人物は、彼女たちよりももっと大きな事を考えていて、そして一人です。隣に誰かがいるって素晴らしいことなんだなあ、とか、そんなことを思う第2巻。
コメント:中村 7/8UP
【週間オススメコメント】
最後の大戦を経た後に文明が滅んでしまった世界を舞台とする、所謂ディストピア作品に分類される本作品ですが、本作の主人公である二人の少女には一片の悲壮感すら存在せず、主を失った都市と街を彷徨い続ける二人に映る終末世界の光景を、侘しさと寂しさと想像力を以て愉しんで戴けたらこれ幸い! 時代も国も分からぬ世界に想いを馳せる、SF作品ならではの読後感と ほのぼのとした日常描写が堪りません!
【サンプル画像】
少女終末旅行(2) サンプル 少女終末旅行(2) サンプル

少女終末旅行(1)

【ジャンル】コミック
【発売日】2014-11-08
【作者】つくみず  
【出版社】新潮社
【価格】¥682
ゆうパケット可
通常便:2〜4営業日発送
【内容紹介】
文明が崩壊した終末世界。愛車のケッテンクラートで廃墟をあてもなく旅するチトとユーリの日常を描く、ほのぼのディストピア・ストーリー
【週間オススメコメント】
崩壊した文明。廃墟の町並み。廃材風呂にレーションにケッテンクラート。なんだこれ最高じゃないか!!!
退廃とほのぼの。相反する二つの空気感を実に上手いこと表現しているディストピア・ストーリー。男の子ならだれでも「こんな世界で過ごしてみたい」と思ったことがあるはずだ! でも実際に過ごしてみたらすぐに死にそうだ! もやしっ子現代人をナメるな!(?) でも本作の少女ふたりは実にたくましく、そこそこ楽しそうに終末世界を生き抜いています。生きる意味がどうとか社会のあり方がなんとか、小難しい話は抜きにして退廃の美しさだけを描く。自分然り、こういう作品を待ってた人はきっと多いはず!
コメント:のん