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庄司創 特集


白馬のお嫁さん(2)

【ジャンル】コミック
【発売日】2015-09-23
【作者】庄司創
【出版社】講談社
【価格】¥704
ゆうパケット可
通常便:在庫なし

【内容紹介】
2063年、男なのに妊娠できる“産む男”たちが現れた。共同生活を始めた清隆&産む男4人は、嫁探しの目標を持って七里高校に入学! だが、彼らの前には不景気な社会ならではの障害が立ちふさがる。さらには嫁探しの方法を巡っても、5人の間で婚活と恋愛のどちらが有効かと議論が始まってしまい……。近未来婚活コメディSF、待望の第2巻!
【オススメコメント】
本作は「産む男」という新たな性別の解釈を経て、恋愛と結婚、そして人のあり方を問う極めて真面目な漫画です。性別男でもどっからどう見ても美少女と一緒に風呂に入ろうと、取り囲まれてアレをまじまじ見られようと、腕組んでデートらしきことをしようと、何人からもキスされようと、あくまでも真面目なのです。キヨタカシネー!!
なんというか、真面目で理論派である事は疑いないのですが、その結果が『婚前交渉に失敗するリスク』なんつーセリフなのだと思うと、理知的である事と滑稽である事は相反しないものなのだなあ、とつくづく思います。初めて聞いたよそんなセリフ。まあとはいえ、結婚というゴールを明確にするにあたって、恋愛感情がリスクになりうるというユニークな考えを提示してくれるあたり、この人心底SF脳だなあという感じがします。興味深い所を徹底的に突き詰めていくこの感覚、理屈っぽいのが好きな人にはホントたまらん作品ですよ。
コメント:中村 9/24UP

白馬のお嫁さん(1)

【ジャンル】コミック
【発売日】2014-11-21
【作者】庄司創  
【出版社】講談社
【価格】¥704
ゆうパケット可
通常便:在庫なし
【内容紹介】
男だけど、妊娠して子供が産める「産む男」がいる時代。外見はほとんど女の子な“彼ら”のうちの3人は、高校在学中に結婚相手を見つけると決意を燃やしてた。そんな彼らは、高校入学を機に、北海道の礼文島からやってきた清隆と出会う。なんと、清隆も親から結婚相手を見つけてこいと言われていた! “嫁探し”を目標として、協力し合うことを4人で誓う。リスク大嫌いな清隆と、産む男3人が贈る、コミカル嫁取りドラマ、開幕!
【オススメコメント】
とりあえず清隆そこを代わ……いや……どうだろう!?
昨今珍しくもなくなってきた「男の娘」というジャンルがあります。大体は魔法とか転生とかなんちゃらでサラッと流しつつ彼(彼女?)の愛らしさを楽しむ訳なのですが、この作品は一味どころか五つ味ほど違います。冒頭からどういう経緯でそうなって、どういう相手にどういう行為をいたして子供をつくるのかまでしっかり説明してくれやがります。考えてみたら第3の性別なんてファンタジーもいいところで、それに科学的根拠を求めたら立派なSFの出来上がりというわけですねえ。庄司創さんはハードSFを描ける人ですから、こういうのはお手の物と言った所でしょうか。
しかしなんというか、エロイしカワイイし、知的でファンタジックだし、大いに笑けるコメディであり、社会における人の有り様を問う人情物語でもあり、新感覚すぎてどんな作品と言えばいいのか。まあとりあえず「カワイイ!」と言っておけば感想として間違いないような気はします。今んとこ男しか出てきてないがな!
コメント:中村 11/20UP
【週間オススメコメント】
どうした庄司創! あんたそういうんじゃないだろう!? とファンが叫びそうな気がしないこともない、ファンシーな表紙の庄司創最新作。中身はちゃんとSFなので心配はいりません。というかこのネタ前に短篇集で描いてたので、それをふくらませて連載用にしたものですね。ややもするとそんじょそこらにある萌え漫画になりそうなところを、硬派でディープなSF設定に落としこむセンスは庄司さんならではですね。前作「勇者ヴォグ・ランバ」もそうですが、安易な結論に逃げず徹底的に突き詰めるスタイルはとても好感が持てます。可愛さとエロさを獲得した庄司創ワールドに死角はない!
コメント:のん
勇者ヴォグ・ランバ(1)
【発売】2013-01-23
【作者】庄司創  
【価格】¥712
ゆうパケット可
通常便:×
勇者ヴォグ・ランバ(2)
【発売】2013-02-22
【作者】庄司創  
【価格】¥712
ゆうパケット可
通常便:×
三文未来の家庭訪問
【発売】2013-03-22
【作者】庄司創  
【価格】¥712
通常便:×